「小フーガト短調 〜一曲だけの音楽会Vol.4〜」
音楽
早いもので、もう4回目です。今日は、バッハの小フーガト短調です。バッハの若い頃の作品とされていて、音色が荘厳で素敵です。か弱いんだけど、しぶといサウンドですね。
「辛いことや悲しいことまでも 大切にする君
思い出した切なさに また切なくなるよ♪」(作詞:風前とも子)
な曲です。
この曲は、Xのアルバム「BLUE BLOOD」に収録されている「ROSE OF PAIN」のモチーフになっています。ROSE OF PAINは、中世にあった恐ろしい実話をテーマにした曲です。ある女王様が、自分の美しさを世界一のものとするために、他の美しい女性を片っ端から処刑しまくったという話です。それを見つめる一輪の薔薇の気持ちを描いた曲です。12分弱と長めの曲です。二部構成になっており、前半はパイプオルガンから始まるバラード風、後半は「処刑風景」を題材にしており、四分音符=180くらいのアップテンポになります。Xの曲は自分自身が喜怒哀楽の主体となる、いわば当事者的な楽曲が多いですが、この曲は、哀しみを見つめる薔薇という傍観者的な描き方になっており、クールな曲に仕上がっています。
結局、小フーガト短調というよりもROSE OF PAINの紹介でした。

バッハのCDは、実家に置きっぱなし。写真がないので、KAWAIのクリスタル・ピアノでご容赦です。

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