僕なりに映画を二つに分けます。一つは「経験したいことの疑似体験」で、もう一つは「経験したくないことの疑似体験」です。もちろん、この判断は映画を観た後でないと下せないのですが…。結果として、僕は、後者の映画を観ることが非常に多いと思います。
その筆頭になるのが、ホラー映画の金字塔「13日の金曜日」シリーズです。日本のホラー映画は、恐怖の根源にせまり過ぎてしまって、小難しくて、陰湿になる傾向があると思います。でも、ジェイソン君の場合、すっきり爽快に怖いので好きです。性欲に溺れる者が真っ先に死ぬ…という暗黙の了解がありますが、これは映画が作られた頃のアメリカの事情を反映しているようです。若者の性交渉が暴走しだした頃ですね。性交渉といえば、現在のアメリカでは、一時期に比べるとかなり収束しており、むしろ日本の方が暴走しているという話を、聞いたことがあります。どのような比較なのか不明ですが…
このような映画については賛否両論ありますが、僕は非常に面白いと思います。「恐怖」がエンターテイメントになり得ることを、証明した傑作だと考えています。


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