
このドラマは「わざとらしさが板についている!」ということで話題になり、最高平均視聴率32%を記録した、ドラマ全盛期時代の申し子のような高視聴率ドラマだ。
この時期のドラマは、役者を揃えストレートな恋愛ストーリーが多く、このドラマもご多分に漏れず、全盛期の鈴木保奈美、唐沢寿明、ロンゲ時代の江口洋介をメインキャストに据えている。
ストーリーはというと・・・学生時代にボート部で苦楽を共にした男女7人(男4人、女3人)が卒業後3年を経て再会し、それぞれもう学生時代のようにはいかない自分に歯がゆさを感じつつも、友情を確認しあってゆくが、次第に友情は愛情へと変化し、それぞれの想いはもろくも挫折していく。その挫折を正面から受け入れる者と、正視できない者とがハッキリと別れ、仲間の自殺という最悪の事態を迎えることで友情の大切さを再確認する。
泣けるシーンがいくつもあるが、首吊り自殺現場を目の当たりにして「アツシ〜〜〜〜〜っ!」と唐沢が絶叫するシーンとか、自殺したアツシの母親が遺体安置室で駆けつけた仲間一人一人に想い出を語りかけるシーンとか・・・
それとお決まりのシーンがあって・・・3人並んで歩きながら、唐沢「どれだけ歩いたら人として認めてもらえるのだろう?」江口「いくつの海を越えたら白い鳩は砂地で安らげるのか?」鈴木「友よ、その答えは風に吹かれている。」3人「答えは風に吹かれている。」・・・そう、ボブ・ディラン「風に吹かれて」の一節だ。
主題歌「悲しみは雪のように」・挿入歌「愛という名のもとに」「J−Boy」等すべてハマショーこと浜田省吾の作品で、色取りを添えている。
関係ない話だが、「悲しみは雪のように」には軽快でサラッとした感じの別バージョンがあって、ライブで演奏したことがある。

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