2015/4/2

『 書 』  nature
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【 絆 】

「『書』は一枚の紙に描いた文字ではなく、ひとつの空間における『間』なんだよ」

20年以上前、屋久島を旅した時に軒下を借りた土産物屋の店主の言葉だった。

「お茶でも飲んで行きなさい。用事があるのでしばらく店番をたのむよ。」

店主はそう言って出て行った。 初めて会った旅人に。



タンチョウを見た瞬間この言葉が蘇った。

力強くしなやか。かすれるような筆の運び。
そして落款の朱。

確かなものと移ろうもの。
そして両者をまとめるもの。

タンチョウが舞う姿は『書』そのものだった。

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【 舞 】

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【 生命いのち 】


店主の持つ『間』は彼が見ている屋久島のそれだったのだろう。
そして僕の『間』は僕が描いたこれらなのかもしれない。

タンチョウたちとともに雨雪に打たれて得られたものは作品以上に大きい。
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