2015/5/2

夜明けの森  nature
夜明け前、まだ静かな森に入る。
わずかに残る残雪の上にアカエゾの葉や松ぼっくりがたくさん落ちている。
残雪は薄く、時々笹のはね返る感触がする。
こんなギリギリの残雪具合が大好きで、道を外れて思うがまま、導かれるままに森の奥へと徘徊する。
昇り始めた陽が森の中に少しずつ届いてきた。
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森の影は涼しく、いや冷たくダウンにジャケットを重ね着するほどなのに、陽差しに入ると心地よいぬくもりを感じる。
だんだんと鳥たちの合唱が大きくなり、心地よい眠りに落ちそうになってきた。

その時、すぐ近くでけたたましい声がした。
『ケェーケッケッケッケッケッケッケッケッ! キロッキロッキロッ!』

近すぎるなぁ。下手に動けない。
一瞬見えた黒い影が飛び移った樹へ牛歩戦術のように回り込むと。。。
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いた。クマゲラだ。
ねぐらの穴からいつ飛び出そうかタイミングを見計らっているようだ。
無理せず数枚シャッターを切り、目線を外してあげると離れた樹へ飛び移った。
もう少しだけ撮らせてもらうとどこかへ飛び去って行った。

その後も声の主はあちこち飛び回り、やがて森は静かになった。
朝一番の贅沢。
あしたもいただきに行こうかな。
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