『半島を出よ・下』読了。
おもしろかった。かなりおもしろかった。映画化してくれ! 終末が急ぎすぎという批判があったけど、あれぐらいでオッケー。心地よい読後感があった。
映像化のイメージが終末沸いてきて、どうしようもなかった。それは、爆破の最後のシーンだ。
爆破が成功する。病院にいる世良木とキムが必死に逃げる。キムが世良木を抱きかかえながら、逃げる。バックは、爆風で壮絶な風景。BGMは上品なクラッシック。爆発の衝撃などで死んでいくイシハラグループ。そして、コリョの数多くの死体。
放送局で収緑中の中尉。中尉は、北朝鮮の子どもの遊びなどをはにかみながら紹介している。カットバックで、ホテルの爆発風景。放送局では爆発風景の臨時ニュース。騒然となる放送局。中尉の収録は続く。その後、襲撃のニュースを知って、一瞬固まる中尉。ピストルを手に取り、静かに自決しようとする。中尉の手を握りしめて、自決させまいと涙をこらえる美人アナウンサー。カットバックに、コリョの死体。フェードアウト。
どうだ!
これが日本の戦争映画だ。
ちなみに、キム役は、鈴木京香(もう一度軍服を着せたい)。世良木役は、山崎努(癖のある老人はこの人)。中尉役は、ガクト(クールな二枚目、自決の姿も美しい)、もしくは中井貴一(凛とした演技)。イシハラ役は、年が若いが佐藤浩市(狂気を演じさせたらこの人)。
監督は、原田真人あたりか。
邦画よ、ガッツはあるか?