「風の男 白州次郎」青柳恵介著、読了。
★★★★☆
単行本で出版された時に、かなりの宣伝が行われていた気がします。今回、文庫本になったので、気になって購入しました。しかし、二枚目。そして、長身。
戦中・戦後の歴史上の影の人物らしいのですが、知りませんでした。いやあ、勉強になりました。歴史上の人物だと、何だか教科書を読んでいるような遠い存在のような気になりますが、白州さんは、等身大の人という感じがヒシヒシ。著者の青柳さんの筆力でしょうか、それとも白須さん自身の魅力でしょうか。
年取ったら、こんな大人になりたいなあと思いました。と言っても、私じゃあ育ちが違うって。でも、自分の考えをキチンと表現するというのは、大変頷けました。また、「腹黒い人が大嫌い」というのも、好感触。
やっぱり、ポルシェかなあ。
9月は5冊。
「マルコビッチの穴」★★★☆☆
「アメリ」以来の、独創的な映画。しかし、天才・奇才はいるもんですねえ。おもしろかった。オチなんかどうでも良いという感じでした。7と1/2階の様態なんか、ストーリーとほとんど関係がないのに、おもしろい。役者も制作者たちも、奇才を喜びながら制作していたんだろうなあと、思います。
それにしても、映画の中の人形の動きには感動します。人形劇と言えば古くさい印象しかないのですが、これがなかなか表現力高し。腹話術の一風堂?のような衝撃を感じました。(もっと大きな衝撃ですけどね)