『収穫祭』西澤保彦著、読了。
★★☆☆☆
激しく、★二つ。あまりにもご都合主義的であり、一貫性が乏しい。なんだか、展開が揺れ動いている。骨董無形だからダメだとか、言うつもりは毛頭無い。
『バトルロワイアル』などは、大好きなのだ。でも本作、いかんです。もっと、綺麗に
騙して欲しいというか、物語に引き入れて欲しかった。
特に、登場人物達の個性・性格がメチャメチャ。人物造詣があまりにも酷すぎる。例えば、繭子という女性の剣道などのシーンにおける行動・感性と、それ以外の行動・感性が違いすぎる。ある意味「狂っている」ことかも知れないけど、狂い方にも整合性は必要だと。その他の人物も然り。
「人が死にすぎる」と表面的なことを言うつもりはないけれど、「そんなに簡単に殺害できないだろう」という批判は、あり得るだろう。殺人の際に、一人でも反撃が成功するとしたら、どうなるのかなどの膨らみが全くない。
安っぽいテレビゲームを見た感じ。
導入部分は、ゾクゾクしたんだけどなあ。
十月七冊目。
秋の学会、参加してきました。