今年開催される「仙台・宮城ディスティネーションキャンペーン」に関連して、小牛田運輸区所属で昨年まで「南三陸」の指定席車として使用されていたキハ58 414,キハ282174の2両が修学旅行色となってこのほど出場しました。
出場後の初運用は2/4・5に仙台〜鳴子温泉で運転された団臨でしたが、多客臨としての初運用は2/9・10の会津若松〜只見の「只見雪まつり号」が最初となることから、今日(10日)、乗車してきました。

盛岡6:07発の42B「やまびこ42号」で出発しました。この列車はR編成を連結した16両なので、自由席が比較的すいているR編成へと足が向かったところ、なんと量産先行車のR1編成でした。

「只見雪まつり号」の指定券を発売開始日に確保してもらった愛子の住人さんと郡山駅で合流し、3231Mへ乗車しました。車内は猪苗代周辺のスキー場へ向かう人や、この日運転された「SL磐梯・会津路号」の撮影に向かう人を中心に4連でも立席が出るほどでした。
会津若松駅構内もファンの姿が目立ちます。改札を出て売店で飲み物等を買って戻ってくると、キハ58+28はすでに入線していました。
3番線に停車したものの天気がよいことから却って屋根の影等が車体にかかるのと停車位置の関係から車両の撮影は断念しました。車内放送では満席と案内していましたが、実際の乗車率はおよそ60%くらいでした。そのほとんどがファンでしたが、地元の人らしき人もちらほら見られました。
ここで瀬川さんが合流しました。掲示板等で名前を目をしていましたが初対面でもあります。

今回の塗装変更に当たっては、雨どいの色入れも行われた「正調」の塗装となっています。1990年に更新改造後に国鉄色で出場した山形のキハ581527も雨どいの色入れが行われていたのを思い出します。
会津坂下を過ぎたあたりで車内改札が行われたほか、
柳津町の関係者が乗客一人ひとりに乗車記念として「赤べこ」ストラップ・特産の粟まんじゅう・観光パンフレットを配布していました。
2005年に「SL会津只見号」に乗車したときもこれらの配布があったことを思い出しました。粟まんじゅうは作りたてか温かかったです。

他の地方線区がそうであるように只見線も一時期に比べて列車運転本数が削減されています。9425D「只見雪まつり号」も西若松で426Dと交換したほかは途中の停車駅もわずかの停車時間で…と思っていたら会津宮下ではDE152567の排雪列車が停まっていたため、わずかの停車時間の間に撮影する人が多くいました。
瀬川さんは普通列車や上り便の撮影をするとのことでここで下車しました。このあたりから名撮影地が続くこともあり、車窓を見てもカメラを構える人を多く見られます。

只見に到着しました。駅構内に積み上げられた雪の山からもカメラを構える人が見られます。駅舎前では駅舎の一角に新設された只見町インフォメーションセンターの開所式が行われていました。
只見は以前乗車したときに停車時間を利用して降りたことはありましたが街中に入るのは初めてです。愛子の住人さんも只見に降りたのは初めてだったので駅前をぶらぶらと歩きました。

列車名にもなった雪まつりは「只見ふるさとの雪まつり」といって、今年で36回目を迎えたそうです。中心部を通る国道252号線から駅への道路は交通規制が行われ歩行者天国となっていましたが、「
よく来てけやった 只見ふるさとの雪まつり」の横断幕が掲げられていました。

話のタネにということで雪まつり会場にも寄ってみました。入場門も結構大掛かりなものです。

入場門を入ると奥に巨大な雪像が目に入りました。近づいてみると、北京・紫禁城でした。会場はそれほど広くはないですが、地元の小中学校による雪像や滑り台、地域の特産品を販売する屋台等があり、地元の人々を中心ににぎわっていました。
少し早めに駅に戻り、今回の編成の観察をしているうちに9430Dの発車時刻となりました。
上りの乗客は下りよりも若干少な目という感じでした。会津若松で買った駅弁で昼食を取ると睡魔に襲われ、目が覚めたら会津宮下の手前でした。
ここでは427Dと交換のため13分停車です。427D到着までの間になかなか撮影できなかった編成の写真を撮影しました。

会津若松方1号車のキハ282174。

只見方2号車のキハ58 414。

427Dは入線時と9430Dとの並びを撮影しましたが、427Dから下車する人も多く撮影には苦労しました。
再び瀬川さんが合流して車内で雑談をしながら過ごしていますと会津若松までの約1時間はあっという間です。

会津若松で構内入換を撮影したり、偶然現れた455系などを撮影して、帰りは485系1216M「あいづライナー6号」に乗車しました。郡山では愛子の住人さんは新幹線で帰るということなので瀬川さんと二人で仙台へ向かい、仙台で8009レ「カシオペア」・1レ「北斗星1号」を撮影したあと3033B「はやて・こまち33号」の「こまち」編成で盛岡へと帰りました。
今回の修学旅行色はもともと800番台に塗られたカラーですが、800番台そのものは国鉄時代に全車廃車となっていますので、今回の2両はいずれも修学旅行色となったことはありません。

実際撮影できた800番台も、廃車となって解体待ちで留置中の姿しか撮影していません。
写真はキハ28 810(1988-5-21 山形運転所にて)
現役の修学旅行色は無論見たことはないのですが、リンク先の
お気楽鉄ちゃんの館の管理者、あべくまさんが撮影していた写真がありますのでここで紹介します。
※この写真についてあべくま様より使用許可を頂きました。この場を借りて感謝いたします。
今はなき川俣線に架かる阿武隈川橋梁を渡る姿です。800番台の特徴ともいえる上にシフトした洗面所窓も写真から分かるかと思います。
(1973-5-13 松川〜岩代飯野にて)