先日、昼食のために入った食堂に、月遅れのアウトドア雑誌が置いてあった。
手にとってペラペラめくって見ていたら、こんなページに目が止まった。
「このザック、ウチに在るのと同じだ!」
自宅に戻って、物置に在るいくつかの茶箱の中から古いザックを引っ張り出した。
ザックの中に入っていたのは、古いニッカーホース(登山用の長靴下)(笑)。
ザックの形は違うけど、帆布が同じでディテールが全く同じ。
各所で使われているパーツも同じ。
このザックって「細野製」だったのか。「細野テント」…と呼ばれていた気がする。
このザックを購入したのは、引き算をすると、かれこれ45年前。
1964年(昭和39年)、東京オリンピックの年に購入した事になっている(笑)。
当時は「細野」を覚えていて、指定したのかも知れない。
マナスル登山隊とか南極観測隊の衣料は、ほとんど細野製だった記憶がある。
小さいアタックザック、ビニロンのオーバーズボン+オーバーシューズ+オーバーミトン
も出てきた。それに冬の北岳で放棄してきてしまったツエルトを入れる袋。
我が家の茶箱はタイムカプセルか(笑)。
今では、こんな帆布のザックなど珍しいだろうな。
このザックはキスリング全盛時代に、ちょっと垢抜けたモノだった。
当時は輸入品は数少なく、あったとしても無茶苦茶高価なモノであった。
その頃でもミレーとラフマは輸入されていた記憶がある。
今はほとんどが縦長のナイロン製で、それは軽くて快適だけど、味がないなぁ。
細野テント。調べてみた。
「工房HOSONO」名前を変えて、もう山用のザックは作っていないようだ。
http://www.hosono-jp.com/
この秋、このザックを背負って、近所の山を歩いてみたくなった。
追記
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