あくがれありく

 「名古屋なんでも情報」を「憧れ歩く」と改めた。古語では「あくがれありく」と発音する。(『源氏物語』野分の章 夕霧の場面)」
・・・何かに心をひかれ、家を出て憑かれたように彷徨う様子をいう。
 これからこのブログは、テーマを決めずにあちらこちらを彷徨い歩いてみることにしよう。
 「けふもまたこころの鉦をうち鳴しうち鳴らしつつあくがれていく」(牧水)

 

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同志社女子 栄光館

 「ジェームズ館」の東、同志社女子大学正門前に建っているのが「栄光館」である。設計は、「ジェームズ館」と同じ武田五一である。昭和7年(1932)竣工。鉄筋コンクリート造地上2階、一部3階、地下1階建。瓦葺。中央玄関上の庇とテラス高欄に浅彫を施し,その上部に大規模な八角塔屋を冠している。玄関と背面に突出する講堂の内部意匠は秀逸である。
 米国人ファウラー家の寄付をもとに建てられた建物で、約1,600名収容できる講堂(ファウラーチャペル)にはカナダ・カサバン社製のパイプオルガンが設置されている。毎日の礼拝や入学式、卒業式、創立記念行事、クリスマス礼拝などの行事が行われる。私の卒業式もここで行われた記憶がある。国登録有形文化財。

【上京区今出川通烏丸東入玄武町602-1 】昭和7年(1932)

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テーマ: 史跡巡り
投稿者:masa

同志社女子 ジェームズ館

 同志社大学から東の同志社女子大学へ歩いて行くと、生け垣越に「ジェームズ館」が見えてくる。正門玄関の受付で、校舎の外からのみ撮影という許可をもらって、女子大の校内に入った。
 「ジェームズ館」は、米国ジェームズ家の寄付によって、大正3年(1914)に建てられた。設計は、武田五一。同志社女子大学では、現存する最古の建築で、煉瓦造2階建一部地下1階、瓦葺の校舎建築である。
 外壁は、赤レンガ積に花崗岩の白い水平ラインを配したシンプルなデザインである。正面玄関に歯飾をあしらった櫛形ペディメント(正面上部に設けられる山形の部分)を構える。カルフォルニアの民家建築を参考にしたといわれている。国登録有形文化財。
【上京区今出川通烏丸東入玄武町602-1 】大正3年(1914)

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テーマ: 史跡巡り
投稿者:masa

同志社 新島遺品庫

 「啓明館」の南東に「新島遺品庫」がある。これもW・M・ヴォーリズの設計である。昭和15年(1920)竣工。当初は、陳列室と収蔵室の2部屋であったが、平成7年(1995)に「ハリス理化学館」に常設展示場(Neesima Room)が開設されたので、現在は全体が収蔵庫となっている。新島襄関連の書簡、日記、ノート類、説教・演説草稿、公務記録・文書、軸物、絵画などや同志社関係資料、約6000点が収蔵されている。
【京都市上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町】昭和15年(1920)


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テーマ: 史跡巡り
投稿者:masa

同志社 啓明館

 「アーモスト館」の南、今出川東キャンパスへの入口に「啓明館」がある。私が入学した頃は、図書館でありよく利用した。在学中に新図書館が建築され、研究棟となった。
 「啓明館」もW・M・ヴォーリズの設計で、大正4年(1915)に旧図書館、その後、大正9年(1920)建てられた本館と合体して大学図書館(「啓明館」)となった。図書館は鉄筋コンクリート4階建て、本館は5階建て。スレート葺の切妻屋根とし、南西隅の塔は入口ホールと階段室となっている。入口上部の重厚なアーチ形庇など洗練された意匠である。国登録有形文化財。
【上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町】大正9年(1920)

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投稿者:masa

同志社 アーモスト館

 同志社大学今出川西キャンパスの東門を出て、北の相国寺に向かう通りの東側に「アーモスト館」がある。「アーモスト館」は、新島襄の米国での母校アーモスト大学との友好関係から、昭和7年(1932)W・M・ヴォーリズの設計により建てられた学生寮である。資金は、夭折したアーモスト大学の学生の母親やアーモスト大学の卒業生からの寄付によった。
 マンサード(腰折れ)屋根を戴いた鉄筋コンクリート2階建てあるが、壁面は他の同志社の建築物に合わせて煉瓦を積んだジョージアン・コロニアル・スタイルである。白いローマウィンドウがアクセントとなっている。国の登録有形文化財。
【上京区今出川通烏丸東入相国寺門前町】昭和7年(1932)

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テーマ: 史跡巡り
投稿者:masa

同志社 致遠館

 「有終館」の東側に「致遠館」がある。同志社に4棟あるヴォーリズの作品のうちのひとつである。ヴォーリズは、日本に赴任して以来、同志社の宣教師たちと親交をもち、建築設計を行っている。大正5年(1916)にまず「致遠館」が建てられた。赤煉瓦に白石のストライプ、飾り窓や玄関は白の御影石で装飾され、シンプルながら調和のとれた姿である。「致遠館」の命名者は徳富蘇峰で、彼の手になる扁額が今も建物の入口に掲げられている。
【上京区今出川通烏丸東入ル玄武町601 】大正5年(1916)

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投稿者:masa

同志社 有終館

 「クラーク記念館」から南の突き当たり西側に「有終館」がある。明治20年(1887)アメリカン・ボード(会衆派教会系のミッション)からの寄付で、同志社で最初の図書館として建てられた煉瓦建築である。当時は「書籍館(しょじゃく かん)」と呼ばれ、学校図書館としては日本最大規模だったという。
 設計したのは、「彰栄館」、「礼拝堂」を手がけたアメリカ海外伝道協会派遣宣教師D・C・グリーンである。施工は礼拝堂と同じく宮大工の三上吉兵衛。煉瓦造り二階建て、地下一階、桟瓦葺。宣教師による設計らしく、建物を上から見ると十字の形になっている。
 新図書館である啓明館の竣工に伴い、大正11年(1922)その役目を終え、当時の海老名弾正総長が「有終館」と命名した。なお、建物は昭和3年(1928)に出火し、焼け残った煉瓦の躯体を武田五一の設計で内部に鉄筋コンクリートの補強を加えて修理保存した。
 現在は法人事務部と大学の事務組織が使用している。国の重要文化財である。
【上京区今出川通烏丸東入ル玄武町601 】明治20年(1887)

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テーマ: 史跡巡り
投稿者:masa
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