あくがれありく

 「名古屋なんでも情報」を「憧れ歩く」と改めた。古語では「あくがれありく」と発音する。(『源氏物語』野分の章 夕霧の場面)」
・・・何かに心をひかれ、家を出て憑かれたように彷徨う様子をいう。
 これからこのブログは、テーマを決めずにあちらこちらを彷徨い歩いてみることにしよう。
 「けふもまたこころの鉦をうち鳴しうち鳴らしつつあくがれていく」(牧水)

 

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86 笠寺観音「暁台塚」

 節分が近付いて来た。今年の恵方は「甚目寺観音」である。揚輝荘で佐藤さんから聞いたことだが、揚輝荘での伊藤家の正月行事は、その年の恵方に向かって礼拝し、家訓の書き初めをするそうだ。聴松閣にも、現当主の書が飾られていた。
*尾張四観音と恵方についてはhttp://kasadera.jp/gyouji/gyouji_ehou.html
 再び、笠寺観音の記事に戻る。西門を入ってすぐ左手には「暁台塚」がある。暁台の門人井上士朗が、亡き師を追慕し、同門青山圃暁の助力を得て、享和三年(1803)の春建てたものである。自然石に

 さむ空やただ暁の峰の松

と暁台の代表作が刻まれている。しかし、石の表面が風化してほとんど判読できなくなっている。
 暁台、士朗について、最近、中日新聞に紹介された蕪村の手紙が興味深い。「鍋屋町風信」に記事が転載されていますので、ご覧下さい。
http://silver.ap.teacup.com/nabeya-cho/193.html

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投稿者:masa
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