妙興寺の境内を散策する。鬱蒼とした樹木、苔むした庭、釈迦の聖地を記念した石碑・石塔が境内のあちこちにある。そのひとつひとつに丁寧な案内表示板が建てられている。歴代の住持が関わられたものであるようだ。
「ルンビニー」は、釈迦の生誕地である。釈迦は、母親の摩耶夫人がお産のために実家へ里帰りする途中、「ルンビニー(藍毘尼)」 の花園で休んでいた時に夫人の脇の下より姿を現し誕生したことになっている。そして、すぐに7歩歩いて右手で天空を指し左手で大地を指して「天上天下唯我独尊」と声を出したと言う。4月8日は、灌仏会、花祭として釈迦の誕生を祝う行事として定着している。
「ブッダガヤ」は、釈迦が菩提樹の下で坐禅を組み瞑想し悟りをひらいた地。紀元前3世紀にアショーカ王が最初の祠堂を建て、その後に幾度も手が加えられ、現在のマハーボーディ寺院と大塔の形になった。
「サールナート」(波羅奈国仙人堕処鹿野苑)は、釈迦が初めて仏教の教義(法輪)を人びと(五比丘)に説いたところである。初転法輪(しょてんぽうりん)という。
「クシナガラ」は、仏陀となった釈迦のえ入滅地である。横たわる涅槃仏が残されることとなる。釈迦はこの地で荼毘に付され、分骨された。

ルンビニー

ブッダガヤ大塔

サルナート

クシナガラ

十三重塔

三十三観音
