二子山公園の北側の杜は、白山神社古墳である。墳長86mの前方後円墳。築造年
代は二子山古墳よりやや古い5世紀後半。江戸時代初めの万治2年(1659)、後円部の墳頂に白山神社の社殿が建立された。味鋺神社東の白山籔古墳にあった社を遷したと伝えられる。現在、白山籔古墳は消滅し保育園となっているが、味鋺・味美地区でもっとも古い古墳で、昭和25年(1950)南山大学により発掘調査が行われたおりに、三角縁神獣鏡などの鏡3面や鉄製武器・工具などがでてきたという。
また、二子山古墳の墳丘の上にあった物部天神と呼ばれていた物部神社を合祀したというが、物部神社の伝承は伝わっていない。延喜式内社の春日部郡の物部神社であろう。味鋺には、味鋺神社の北側に天神という地籍が残っているので、古くはその天神の地内に物部神社があったのかもしれないし、味鋺神社そのものを天神と呼んだのかも知れない。
ところで白山神社参道では、毎月5の日に市が立つ。三斎市である。私が行った日も市が立っていた。また二子山公園の中央には御旅所古墳もある。径30mの円墳である。

白山神社及び白山神社古墳。

白山神社由緒。

白山神社本殿。

参道の露天商の店。

白山神社の南側にある御旅所古墳。

御旅所古墳の墳頂部。

味鋺の白山藪古墳の案内標示。

白山藪古墳のあった場所は保育園になっている。