角川映画『笑う警官』が現在上映中です。さっそく見に行ってみました。
注目すべきは登場する白バイがVFR750P風であるところです。
まぁ白バイ好きしか注目しないと思いますけど…
◆◆◆
というわけで今回は映画登場記念ということで
VFR750P(RC35)特集です。しかし今年撮り貯めた写真を見返すと異常に少ない…。ちょっと季節外れの夏服バージョンもありますがご了承くださいね。

まずは機動隊所属と思われる
VFR750P(RC35)です。
リッチェル製サイドボックス(通称ビッグボックス)と後方赤色回転灯(リアパト)を装備した後期型で、現存している車両で最も多いタイプです。
機動隊白バイは交通機動隊のように数字による所属表示が付いている事が少ない(一部の車両では付いています)ので所轄署の白バイと見分けがつきづらいのが特徴です。
今や
VFR750P(RC35)はメジャーな交通機動隊白バイでは現存数は激減し、機動隊や所轄での活動でかろうじて出会える感じです。
なぜそのようになったのか推測してみましょう。
白バイは交通機動隊にまず配備され、新車導入による玉突き異動で所轄署や機動隊に回ってくるパターンが多い感じです。
交通取締りというバイク自体の性能、機動力をフルに発揮させる必要のある交通機動隊白バイは新車配備⇒酷使でお疲れモードの白バイが毎年増えていっているのでしょうか。廃車するほど古くない白バイは周辺警備や警護といった落ち着いた?任務につくために機動隊に異動になるか、交通機動隊ほどは酷使されない所轄署の交通課に異動になるって事なんですかねぇ。

同じく機動隊所属と思われる
VFR750P(RC35)です。
このスマートで美しい後姿は当時のツアラー系VF/VFRの特徴でもありました。これより次世代のホンダはより曲線的でボリューム感のあるデザインが主流となっていきます。
白バイに話を戻しましょう。この車両には無線機が装備されていますね。
やはり無線機ボックスとアンテナが付いてこそ白バイはフル装備で堂々とカッコいいと思います。
以前交通機動隊の方に『異動時は元のブリーフボックスに戻し、無線機ボックスは隊内で使いまわし』とのお話を伺っているので、こちらは機動隊用の無線機を装備しているんでしょうかね。

こちらは所轄署所属と思われる
VFR750P(RC35)です。
無線機は取り外され、メーカー標準のブリーフボックス(書類箱)を装備しています。
ブリーフボックスは約B5サイズ、無線機ボックスは約A4サイズとなるのでブリーフボックスは一回り小さくなるのです。
また、アンテナプレート(基台)とアンテナも無くなるわけですから無線機が無くなるだけでずいぶんとリア周りがスッキリというか寂しくなるような感じがしますね。

こちらも所轄署と思われますが、無線機ボックスがちゃんと装備されています。
所轄の白バイは交番のお巡りさんと同様のハンディ型無線機を腰に付けている場面を見ますが、無線機ボックスを装備している車両もあります。
ある都内の所轄署では3台保有する白バイのうち新しい方の2台だけ無線機ボックスが装備されていました。
所轄割り当て分の無線機ボックスは少ないんですかね。2、3個とか?
無線機ありはパトカー的に無線機なしは自転車的に運用しているのかも?
VFR750P(RC35)の写真が少ない!と嘆いていたところ友人が面白い写真をくれました。
白バイ好きの方はすぐに『なんかヘン?』と違和感を覚えるのではないでしょうか
?
まずビッグボックスが付いてるのにリアパトがありません。
ビッグボックス採用時に
VFR750P(RC35)はリアパトが標準装備となっているので、ノーマルではありえない姿なのです。
警視庁第二方面交通機動隊を表す『2』の表記がありますが無線機が付いていません。
友人に聞いてみると、その活動場所から2方面の管轄では無かったようなのでおそらく所轄署に異動または貸し出しを行っている車両と思われます。
こうした要素が組み合わさり、本物なのに何かアンバランスで本物っぽくありません?!
劇用車の方が本物っぽいかも??
◆◆◆
『笑う警官』は北海道警察が舞台の映画です。原作を読んでないのでよく分かりませんが、昔の角川映画みたいな感じで面白かったです。
最近は刑事物ドラマも増えてきたので登場車両をチェックしてみるのも面白いですね!
有名なミスティ号をはじめ、劇用車の世界では何台ものVFR750P仕様が存在しているようです。
石原プロの車両倉庫にも西部警察2003で登場したGPX改VFR風(スタント用?)の他に非常にリアルなVFR750P仕様(RC37ベース?)が少なくとも2台保有していることを確認しました。
ダウンタウンの『笑ってはいけない警察』で登場にした大量の白バイは劇用車展覧会のようにいろんな種類のベース車両が確認できました。
しかし劇用車の世界ではまだVFR800P仕様は登場しませんねぇ。
そういえば刑事ドラマ『相棒』の今シリーズ第1話にも白バイが出てきました。
この話では東京都じゃない道路を警視庁の白バイが取り締まりを行っていて、その怪しさが事件解決の手掛かりとなるのですが、『3交機は多摩川を越えて川崎側でも切符を切るし、逆に東名や第三京浜は東京側まで神奈川県警の範囲だったりするよなぁ』なんて事をあれこれ考えてしまいます…。まぁそんな事を言い出したら西部警察は所轄の刑事が日本全国を縦断し撃ちまくりの壊しまくりなわけで、ドラマは素直に見たままを楽しむのが一番ですね!

8