
9月中の更新ができず、申し訳ないσ(^◇^;)
今日は、機会があって、藤沢周平原作の映画『蝉しぐれ』を観ました。
小説も読んだり、NHKテレビでの放送もあったりで、すでにドラマの展開も十分理解しておりますので、静かに(淡々と)鑑賞させて頂きました。
四季おりおりの山形庄内の大自然の実に美しく情感豊かな映像、でありました。
配役の市川染五郎をはじめ、みなさん熱演でしたね。
http://movie.goo.ne.jp/contents/movies/MOVCSTD7529/index.html
僕はどちらかと言うと、テレビ放映での「牧文四郎…内野聖陽」「お福…水野真紀」の印象が強いので、インパクトはちょっと弱かったかな(;^_^A
http://www.nhk.or.jp/drama/archives/semishigure/index.html
『秘剣村雨』もどんなふうに表現されるかと、「隠し剣 鬼の爪」の時のように期待しておりましたが、意外とあっさり肩透かしで、剣道の精神的な奥義として諭されるのみで、目立った動きはありませんでした。
そうですね、養父の牧助左衛門(緒形拳)が世継ぎ争いに加担した罪で捕らえられ、切腹の定めとなり、息子牧文四郎と最後の別れをする場面、そしてその後心配していた親友に、母上を守り抜くこと・父を心から尊敬していること・今まで育てて頂いて有難うございました、ということを告げられなかったと、泣きながら父に詫びようとする文四郎に熱いものを感じましたね。
「おふく」との悲恋もつい慣れ親しんだドラマ展開ですので、そうそう感動ということもありませんでしたが、最初のお写真のとき(船で市中に入り里村派と対抗する横山家老に身を寄せようとするシーン)のように、二人っきりになった時の思い逢い抱き合う場面などはいつ見ても素敵でした。
下のお写真は、若き文四郎が蛇にかまれたおふくの手の血を吸ってあげてる場面ですね。
長い坂を、父の亡き骸を乗せた大八車で、おふくとともに越えていった二人の心はその後の人生の中においても、こころの支えになったに違いないと僕は思うのです。
