2013/8/16  関東喘息患者会10周年  

 


関東喘息患者会十周年に
                        
例年にない猛暑と豪雨で被害があちこちに出ています。2011年3月11日の東日本大震災、原発事故の被害もまだまだ復興にはほど遠く放射能被害はむしろ大きくなってきて、心痛むことばかりです。今朝の新聞をみても、エジプトの治安は死者520人超えとの報道にも、平和への願いを祈るばかりのこの頃です。
さて、関東喘息患者会の十周年にむけて考えると、私の喘息歴は二五年目になり、清水先生の喘息大学22期生で、埼玉わっくらの仲間とともに交流のなかで確実によくなってきました。先日も風邪をひいて気管支炎になりましたが、喘息の悪化にはならずよかったです。また、インターネットの清水先生のサイトなど拝見して情報に感謝しています。そして子供のころからの書道も子供の習字教室36年続けられていることも感謝です。今は5人の幼稚園児5人の小学生の生徒と楽しくお稽古しています。趣味の俳句も10年になりますが、吟行であちこち行くことがとても愉しいです。また、小さな畑を借りて野菜を作っていることも日々の楽しみになっています。それで俳句をすこし披露させていただき、これからも患者会活動の発展を祈念します。

紫陽花  

春の日の器となりぬ朝の窓
鍬入れの腰を休めて遠桜
菜の花に寄り添うてゐる車椅子
かたかごの一株ごとの光かな
つくしんぼはかまのしづくつつきをり
木道をゆらして目高すすすすす
薔薇咲いてアンネの声の耳元に
老鶯や古筆手鑑正座して
思ひ出の辞書に挟みしすみれ草
清明や墨磨る音の清らかに
行灯の和紙のかするる朧かな
短夜や筆を持つ手の傾きて
面相の筆のなみうつ扇かな
紫陽花や手首の脈の途切れたる
水無月の水子地蔵の水満たす
足元を雨切る速さ夏燕
新緑や影絵に深く癒されて
河骨の木道の下照らしけり
桑の実の林道汚したる無惨
金色の折鶴ひとつ君影草
良寛の歌の反古紙に枇杷包む
夏蕎麦や源氏ゆかりの里にをり

 
クリックすると元のサイズで表示しますクリックすると元のサイズで表示します

1

2013/2/14  鑑賞  

クリックすると元のサイズで表示します

きっこのハイヒールチャット句会で特選をいただきました。

きっこ特選 講評
  
   文机の日差しうれしき四日かな  遊起

おせち料理には、主婦がお正月くらいは家事から離れてゆっくり過ごしてもらおう、という意味もあるのですが、実際はそうもいきません。いくらおせち料理を準備していても、お元日の朝から、お雑煮を作ったりお酒を用意したりと、主婦の仕事は山ほどあります。来客があれば、なおさらのこと、あれやこれやと立たなくてはなりません。そんな主婦がホッと一息つけるのが、三が日が過ぎての四日なのです。

ようやくお正月の来客も一段落して、自分の部屋の文机にぺたりと座り込むと、明るくやわらかい日差しが窓から差し込んでいました。ふと見ると、読みかけの小説がそのまま置かれていました。毎日の楽しみに少しずつ読んでいたのですが、暮れの忙しさでそのままになっていたのです。手に取ると、栞の挿んであるページがひらきました。今日は午後までゆっくりできるから、お茶でも淹れて続きを読もうかな。蛍光灯の灯りではなく、窓から差し込む自然の光で読む本のページは、淡い紙の色がとてもやさしく感じられました。

俳句では、「美しい」「美味しい」「嬉しい」などの直接表現は、基本的には避けることになっています。俳句で花の名前を詠めば、もうそれだけで「美しい」ということは表現されていますから、あえて言う必要はないのです。食べ物も同様で、わざわざ「美味しかった」と言う必要はありません。「初孫が生まれた」と詠むだけで読み手が喜んでいることは分かりますから、「初孫が生まれて嬉しい」と言う必要はありません。

しかし、この句の場合は、あえて「うれしき」と言ったことで、とても良い句になりました。「去年今年」や「初雀」の選評にも書きましたが、「新年の季語は特別なのだからおめでたく詠む」「新年の季語は少しツキ気味くらいに詠んだほうが良い」、つまり、「初雀」に対して「めでたき歌」を取り合わせるように、自分の喜びを素直に「嬉しい」と言っても、新年の季語であれば成り立つ場合があるのです。

たとえば、「お年玉を五万円ももらったから嬉しい」と詠んでしまっては、いくら何でも「嬉しい」は蛇足になってしまいます。しかし、描写による「文机に日差しが広がっていた」という景と、季語による「忙しい三が日が過ぎてホッと一息つけた」という安堵とを取り合わせて「うれしき」と表現したこの句には、何気ない日常の中にも喜びを発見できる遊起さんならではの感性が生きています。「やさしき」をひらがな表記にした点も、声を挙げて大喜びするようなことではなく、自分の心の中だけで感じた小さな喜びであることを表わしていて、読み手の心にも水が染み込むように「小さな喜び」が伝わってきます。幸せのお裾分けをいただいたような気持ちにさせてくれる一句でした。


0

2013/1/4  富士山  

正月はいい天気に恵まれ、富士山もすっかり雪で覆われすばらしいです。
いつもの散歩に出かけ、じっくり富士山を見てきました。
土手では保育園児の散歩に来ていて、土手で草スキーを楽しんでいました。
のどかなこの景色にいつまでもこの平和を望んで祈らずにはいられませんでした。

 初富士や園児らの尻すべりたる

 新たまの園児の遊ぶ尻スキー

 霜柱踏む音にも淑気満つ

 四日かな富士山めざし散歩する

 初富士やクコの実探す土手のさき

 


クリックすると元のサイズで表示します
クリックすると元のサイズで表示します


0

2013/1/1  新年  

あけましておめでとうございます

  窓辺より眩しく仰ぐ初日かな
   
   ルッコラ摘みてはらりと雑煮
  
  陽だまりに遊ぶ蝶々と跳ねるらん


クリックすると元のサイズで表示します

0

2012/12/31  大晦日  

こんばんは。今夜はクラシックで素敵な大晦日になりました。
第九と辻井伸行さん、らららクラシックも続いてる。。
今年もいろいろなことがありました。。
今、除夜の鐘が聞こえてきます。

またしても涙で聴くや大晦日

凍雲に夕日あふるる大晦日

大年のクラシックの気あふれだす

師の書の壁にあふれて去年今年

来年こそよい年になりますようにお祈り申し上げます。 クリックすると元のサイズで表示します

0




AutoPage最新お知らせ