今日はある漫画のレビューをしたいと思います。
レビューするマンガはこちら。
花沢健吾作『ルサンチマン』
花沢健吾といえば以前このブログでもレビューした
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の作者。
花沢健吾が
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』より前に描いていたこの漫画、前々から読んでみたかったので、今回ついにamazonで買ったわけですw全巻まとめてねw
んで、一通り読んでみたんですが……
この漫画は一言で言えば
『問題作』です。
この世に問題作と呼ばれる作品は沢山あるでしょうが、これはまさにそれでしょう。
正直読み終えた後に言葉が出なくなりましたものww
俺もそうだけど、ヲタな人は自分の好きなキャラを
『俺の嫁』みたいな感じで
『嫁宣言』しますよね?
だけどもし……もしもですよ。
アナタが嫁と言っているそのキャラクターが実体化してあなたの前に現れたとしたらどうでしょう?
あなたは現実の女を捨てて、二次元世界からやってきたその女の子を本気で愛してあげる事が出来ますか?
この漫画はそんなお話です。
おおざっぱにストーリーを解説すると、主人公は
たくろーという、
もうすぐ30歳になるデブでハゲな非モテ男なんですw
ボーイズ・オン・ザ・ランでも田西がダメ男だったように、
ダメ男が主人公なのはこの頃からの一貫したテーマなんですねw
それで、たくろーはある日、同じようにモテない友人から
『仮想現実で可愛い女の子と付き合うゲーム』を紹介されます。
まぁ早い話がギャルゲーなのですが、このお話の舞台は2015年といういわば
近未来。この時代ではギャルゲーもありえないくらいに進化して、恐ろしくリアルになり
ゲームの中で可愛い女の子達とイチャ付き放題みたいな感じになっちゃってるわけですw
まさに誰もが考える夢の世界ですねww(
この素晴らしいゲームを一度プレイしたたくろーは
『俺は本日をもって(現実の)女を諦めました!』と高らかに宣言し、自分もこのゲームを購入します。
たくろーが数あるキャラクターの中で選んだのは
『月子』という女の子。
無邪気で可愛くて健気な女の子なんですが、話が進んでいくにつれてこの月子という女の子が、通常のキャラクターと違う事をたくろーは知ります……
………とまぁ、こんな感じのストーリーですね。
もうなんかストーリーからして危ない匂いがプンプンしますが、
この漫画は本当に危ないですw(何
ヲタにとっての永遠の議題である
『あきらめずに現実を追い続けるか、それとも二次元という快楽に身を任せるか』
それをこの漫画はストレートにテーマにしてくれちゃっています。胸をえぐられるようなシーンや台詞が幾つもありました。
そりゃあ二次元は最高だけど、結局人間は現実……三次元の女から目をそむけて生きる事は出来ない。それは分かってる。
でもなぁ……もし本当にこの漫画みたいにリアルなギャルゲーができたら俺なんか喜んで現実を捨てちゃいそうな気がするなぁ……orz
ましてや非モテの俺なんか現実に未練なんかほとんど無いに等しいしww(待て
この漫画を読んでたらそんなくだらない事を真面目に考えてしまったw
でもこの漫画は凄いや。危険だけど凄い。この漫画で扱っているテーマは、一種の哲学のような感じさえする。
花沢健吾は本当に天才だなと改めて思いましたね。俺完全にファンになりましたよw
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』が映画化されるんなら、この漫画もついでに映画化してくんないかなぁ……
いや、この漫画は無理かw(この漫画を映画化なんてした日にゃなんか色々問題になりそうだw

0