ハイ、さくさく行きますよー。
まずは最初の
「Violet Meme」!!
大ちゃんが紫でイメージしたのは、「夜明けの日が出る一瞬前は全てが紫で、その瞬間は世の中に色が無い」「その夜明け前の世界、薄くて透明なガラスとか雪とかに感じる紫」。
シンセの事はわからないんで(キーボードマガジンとかでの大ちゃんの専門用語オンパレードな解説はさっぱり理解できません。理解できないのは悔しいけど、さすがにシンセのお勉強は簡単にはできないよ・・・)、イメージ的な感想になります。
1:appearance
虹シリーズ始まりですが、最初から聴いたとたんに涙ぐんでしまったという。
「1曲目からこんなんじゃ、7枚聴き終わった時に一体私はどうなってるんだ!?」という危惧を抱かせた楽曲ですが・・・7枚全部聴いた感想は赤の感想を書き終わった後に(笑)。←いつになるんだか。
タイトル通り、これから何かが現れて始まるような、静かで透明だけど秘められた力強い存在感が感じられます。
2:Quantum Mechanics Rainbow I
壮大なオーケストラでファンタジー!!(←意味が伝わりにくいわっ!)
「さあ飛び出そう!」という出発点のワクワク・ドキドキするイメージです。
「おお、浅倉大介の音だー!!」と嬉しくなりましたv
3:Purple Dawn
この曲がアルバム全体の中で、一番夜明けの紫のイメージかな?
ちょこっとだけ大ちゃんボーカルが入ってますが、歌詞にも「夜明け」という言葉がありますしね。
わりとシンプルな音で構成されていると思うのですが、透明な薄紫の氷がヒカリをキラキラと輝いている絵が浮かんできます。
4:Meme crack-ハルカ カナタのMajorへ
大ちゃんボーカルですっ!!
大ちゃんの歌声大好き!真似できない独特の歌声だけど(笑)。
「もし、シンセサイザーに感情があって歌うことが出来たなら、こんな歌声だろうなぁ」と常々思っています。
それくらい、大ちゃんの作り出す音と歌声って一体化してる。
大ちゃん、歌上手いよね。音に敏感なだけあって、絶対に音を外さないし。
Aメロはじゃんじゃんエフェクトがかかって音も低いノイズがかった音なのですが、そこからパッと可愛らしくて明るい歌声に切り替わるのに驚き&脱帽。
こういう楽しさがあるから、大好きなんだよなあ。
ていうか「あーいやーいやー♪」が可愛すぎるぜこの野郎(笑)!!
5:etude on C-String
即興でピアノ演奏したものを収録したものだそうです。
その瞬間に大ちゃんの頭の中に流れた音楽がそのまま聴ける、というのはかなり嬉しい。
ディナーショーに参加したことがないけど、こういう即興曲を生で聴けるというのは羨ましい限り。
タイトル通り、Cの音(ド)がメインになっていますが、とても柔らかくて澄んだ音色のエチュードです。
6:Mona Lisa overdrive
はい、エチュードからうって変わって、バリバリのトランスです!
なのにクラシックの声楽と融合してる!ああもう、どうしようかこの人!っていうくらい(笑)。
テクノトランスの音に合わせて、本物のソプラノ歌手の方が歌ってるんですよ。
しかも、その歌声を切り刻んじゃったりするのが浅倉大介ですっ☆
だけど、加工は本来の歌声が活かされるように弄ってある気がします。
そうでないと、本物のオペラ歌手を使う必要は無いですもんね。
言われてみれば、モナリザのイメージって紫かも?
ダヴィンチ・コードじゃないけど、謎を秘めた感じが。
それにしても、これはねぇ・・・本当に今まで聞いたことがない、思いつかないような事をやってくれましたね。壮大だ・・・。
7:an experiment with you? 2.27.00:28 AM
ええ、一緒に実験したいですっ!!え?そういう事じゃないの、タイトル。
この曲もピアノソロで優しくて綺麗なメロディです。
普通に一回聴いただけでは「何が実験なんだろう?」って思ってしまいますが、確かにこれは実験ですね!
メロディがずっと固定されているのに(右手のパートは一音のみ)、ちゃんと流動的に聞こえる。
こういう制約された音で、「実験ー」とか言いながらさらりと雰囲気のある曲を作ってしまうって凄いなぁ。
因みに、タイトルの2.27.00:28 AMは、この曲のレコーディングが終わった時間だそうです(笑)。
8:mercy-snow -Violet Rays ver.-
ハイハイ来ましたよー!!クールでカッコイイ浅倉様ご光臨ー!!!
だけど歌い方はやっぱり可愛いー(笑)!!!
これもまたエフェクトかかってますが、大ちゃんボーカルですっ。
またまた前のピアノ曲の余韻がぶっ飛ぶ、素敵な構成(笑)。
「驚いた〜?」という大ちゃんの得意顔が目に浮かびます。うん、驚いたよ、愛してます(←脈絡無いし。)。
感想も壊れてきたよ!だけど、こんなん聴かされて冷静でいられるわけないじゃん!!
迫り来る音と、冷静なボーカル。
特に「I know,I do」の、びよよんとした音(説明できません)と、直前の空白とか痺れる!
歌詞もなんだか大ちゃんソロでは今まで無かったような、ダークさです。
「哀しみを slice to dust そっと 優しさで 切り裂くの」とか!!
それを淡々と歌う大介様に一生ついて行きますとも!!
9:disappearance
紫の冷たさと深さが強調された曲、という印象。
だけど「appearance」と合わせて聴くと、ちゃんと繋がっているんですね。
次への兆しと余韻を残したような不思議な楽曲。
なんだろう、とても深いところで精神世界を旅しているような気分になります。
最後の尾を引く一音と、鈴の音のような音に希望を見出す感じ。
個々の感想はこういったところでしょうか。
普段、紫ってあまり意識しない色だけど、いろんな紫があるんだなあと気付かされました。
叙情的かつ情熱的なインスト万歳。
本当にどれもお勧めですよー!!

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