月曜日は大学。吉村順三氏の軽井沢の別荘の軸組み模型を作らせている。
提出日であるにもかかわらず、完成したものはわずかに2名。あきれてしまう。
そんなに忙しいのだろうか。製図の時間内にできないものは家で一週間掛けて
作るものだ。前日からあわてて作っても間に合うはずがない。
材料が足りない、図面の読み方が解らない・・などなど問題点続出で
月曜日を迎えてしまうことになる。
自分のちょっと先のことを予測する能力をつけてほしいと思う。
ゆとり教育の1年目の子どもが今年大学一年生だ。
教えてもらわないと動けない。教えられことや指示されたことは
ウルウルした目でやってくる。途中で指示を微妙に変えてやると完全にフリーズする。
こういう傾向が見られる。なんとか、自立的な人間に育って欲しい。
小中学校、高校の先生・・・。お願いしますよ。
次週は瀬戸にある愛知製陶所跡地の芸術家横丁に学生たちを連れて行く。
ここでの出会い、空間の体験がどう彼等を揺り動かすのか、はたまた
フリーズしてしまうのか。楽しみだ。今日はその下見と挨拶で愛知製陶所で活動中の
家具作家さんと金属造形作家さんと夜遅くまで話し込んだ。

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