ナンシーが来たのは土曜日でした。まず午前中に獣医サンへ!・・・が、その日に限って午前休診。しかも午後からはアタシが出かける用事があったので、ナンシーには夕方まで我が家のケージで待ってもらう事になりました。
知らない家の知らないケージ。やっぱりナンシーはオロオロし、低く吊ったモックの下でうずくまって寝てしまいました。
「そっとしておくしかない…」そう諦め、エサとお水をセットして出かける事にしました。
しかし!その時うかつにもふやかしでなく、カリカリを入れて出かけてしまいました。
帰ってビックリ!!ナンシーはカリカリをほとんど食べていました。
しかも顔をあげてこっちを見ています!!
トイレを見たら最初の1発と思われるンコが軟便でしたが、それ以降のは普通ンコが山盛りでした。
顔の表情も何かが違う…イキナリそんな変化ってあるはずないと思ったけど、でもやっぱり違いました。
嬉しい気持ちでイッパイになりながら、獣医サンへ行き、状況を伝え、触診・検温・検便などを済ませました。
そして驚く事に!!大方4歳近い年齢であろうのに、ナンシーは
健康体でした!
多少脾臓の腫れがあるものの年齢的に見ると普通に有り得る事で、十分許容範囲だとの事です。
体重は850g、かなり長身なのでこれでも「痩せ」。これは仕方ないか…
センセ「引き取るの?」
アタシ「いま以上ケージが増えるとお世話に自信がありません。もう少し状態が良くなったら里親さんを探します。」
センセ「それがイイですね。お家には馴染んでくれそうだし、もっと快方に向かうでしょう。しばらく頑張って!」
実はナンシーを引取る時、友人と1つの約束をしました。
「この子は3〜4歳と思う。フェレットにとっては大きな病気が出始める年齢でしょ。もし彼女が病気を理由に捨てられたとかで余命イクバクもないなら、ウチでは余生を送らせる事しかしないよ。」
ヒドイ言い方に思われる方もおられるでしょうが、アタシはウチの子に対しても同じです。
治療できるうちは頑張って欲しいけど、旅立つ準備をしてる子にハリウッド映画のような「度重なるどんでん返し」は酷だと思うからです。
でも…?ナンシーのボロさ加減から、勝手に諦め過ぎてました。反省!!
こんなに生命力のある子なんだから、こんな目にあっても健康体で元気になろうとしてくれてるんだから…だったらアタシも里親さんが見つかるまで頑張るしかないよね!!
帰りの車の中では「ガッツだぜ!」を歌ってました。
しかもサビの♪ガッツだぜっ!!♪しか知らないので、あとは♪ハニャララ〜♪だったような…(ほとんど全部ハニャララ〜ぢゃん!爆)
保護フェレットと言う事で診察代をご考慮頂きましたセンセに心から感謝致します。
保護支援としてサプリメントをくださいましたKさんに心から感謝致します。
・・・ちなみに検温の後、ナンシーが診察台に茶色い「の」の字を書いたのは…誰にも言うな!!(←言うてるし〜っ)

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