フェレットに必要なタンパク質。だからって際限無く与えてイイワケぢゃないし。。
勉強仲間の友人(フェレットを飼っていない)から、目の覚める一言↓
「フェレットって別にタンパク質の消化吸収代謝が得意ってワケぢゃないよね〜」
肝臓疾患や高齢病気フェレの腎臓疾患の多さから指摘されたようです。
(もちろんビタミンミネラル不足も一役買っているのですが…)
前にも
タンパク質は%でなく量と書きました。
↓はい、ドン☆↓
メジャー食材100gの
各栄養素質量での比較表(単位:g)
「数字ばっかりで嫌気がさしますわ!」
(←シロガネーゼ調で♪)
っつー事で取り合えず、生食の水分の多さにだけ着目してもらってから…
↓こっちも、ドン☆↓
上記表より
水分を除いた各栄養素質量のグラフ

ココでは全ての食材を100gで表現していますが、実際ウチでは生肉
(ビタミンミネラルは別途添加)もカリカリも6ぴきで100〜120gです。
(卵黄は参考です。実際ウチで与える卵黄の量は5〜10g/匹程度です)
生肉の食事ではそんなにタンパク質を摂取していないのがお分かりでしょうか?
生肉はほとんど水分なので、カリカリと同じ重量でもタンパク質
量が約半分です。
38%カリカリから考えると、ものすごく少ないタンパク質
量で生活しています。言わば
粗食です。それでも1食として腹持ちしますし、普通に暮せています。あら不思議…
フェレカリでよく言われるタンパク質38%以上。コレを
斜めから見てみると…
(←また憶測だぞっ!)
低蛋白になるとフェレ的に美味しくないから食わない?
ホントは半分植物性なんです〜(汗)とかアリ?
タンパク質を減らして炭水化物などを上げると「腸がダメ!」だからタンパク質で埋める?
高温で焼いたタンパク質は38%くらい取らないと実際に必要な栄養がまかなえない?
↑消化や吸収できない老廃物になるタンパク質(高温で焼いて炭化?)がある??
↑いやいや…加熱でアミノ酸に変化するから吸収しやすいとも言えるが??
ホントのトコどうなんでしょうかね〜?
生肉はこんなに少量のタンパク質でまかなえてる事からかんがみると、高タンパクフードが
過剰摂取に見えるのはアタシだけでしょうか?
過剰摂取っちゅーワケで…昨日の
○ビタミンミネラル○での※部分の説明も含めて↓
高タンパクフードの食事が正しいのであれば、お腹のトラブルが出る子がなぜいるのか?です。
酵素を含まない食品の場合、タンパク質
量を上げるほどにお腹が悲鳴をあげるのは当然です。
それと
タンパク質量が上がるって事は、その
代謝には酵素だけでなくビタミンミネラルも見合った分だけ必要なワケです。
ずっと腹壊すって事は、酵素やビタミンミネラルがずっと足りないからです。
ヲイコラ!また憶測か? 酵素は仕方ないにせよ、ビタミンミネラルが足りないって…
高タンパクフードはビタミンミネラルを強化してるようなグラフになってるだろーがっ?!
フフフ、、恐れ多いですがね…アタシは納得せぬ!!
我が家でたった6ぴきの手作りご飯に、たった20g前後のタンパク質量に対して、
どれだけのビタミンミネラルを補足してるか分かる?
ビタミンミネラル剤だけでやれば、お食事からビタミン臭するレベルだって!!
だったらその2.5倍のタンパク質量である高タンパクフードなら、
2.5倍のビタミンミネラルが必要なワケで、2.5倍のビタミン臭がしないと納得できんでしょ?
原材料見る限り、他の食材でビタミン臭しないほどまかなえてるとも思えませんしね。
ありがちなお肉フレーバー(苦笑)で誤魔化し切れるニオイぢゃないよ。マジで!!
これだけの量の有効なビタミンミネラルが添加されてら、、
ふやかしたらマジで黄色になるよ!クッサイよ!!納得できんよ!!!
(このトリック、他の説明できる方がいらっしゃいましたら、どうか教えてください!マジで!!)
っつーか…38%カリカリでも納得しとらんのですがね。。
……アタシの戯言はともかくも、、
タンパク質のみの過剰摂取は、酵素とビタミンミネラルの不足を招くです。
んぢゃ高タンパクでも腹壊さないように、タンパク質
量に見合った酵素・ビタミンミネラルを補えばイイぢゃん?
基本的にダメ! バランスも大事だけど、やっぱり摂取は
量で考えて!!
このカテゴリの主役でLGS主のプッちゃんは、カリカリを
38%→30%にして治癒の方向へ向かっています。この意味するトコロがわかりますか?
どんなにバランスを意識していても、必要以上に摂取する事は体への負担を増やし病気を招くのです。
もちろん個体差ですよ。タンパク質50%の食事を20g食べる必要のある子は食べてイイと思います。それが観察してギャップを埋める結果であればね…理想の食事ですから。。
(仮にお腹のトラブルが出る子の原因がタンパク質量でないとすれば、他のトコロに問題があるフードとも言えますよね。ならば…それだけでも完成度は低いのです。新しく開発されたフードは何年もかけて完成度を上げていきます。フードの歴史って大事です。新商品を食べるってことは、モニターになることでもあるワケです。結構リスキーですよね。お忘れなく…)
タンパク質は多く取る事よりも、その子にとってどれだけのタンパク質
量が適正か?を見る方がはるかに大事です。
コレこそが友人からの目の覚める一言につながります。
「フェレットって別にタンパク質の消化吸収代謝が得意ってワケぢゃないよね〜」
食事ってものは…
個体差を意識して、摂取量を把握しつつ他の栄養素とのバランスを図り、過不足無く与える事が大事です。ね♪
タンパク質を……良い報告
そんなのないです。あるとすれば質の良いタンパク質を与えれば、体は良くなる方向へ向きます。
タンパク質は肉食獣のエネルギーの源なので全てに関わってきますが、他の栄養素の働きなくしてはどうにもならないみたいです。

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