実はアタシ、2代目ナンシーをひろさんでなく、他の候補さんのお宅へ里子に出すつもりでした。
その方はフェレ歴10数年のベテランさんで、事故がらみの酷い状態の保護フェレから一般的な里子、もちろん普通にお迎えした子も仲良く暮らしていて、一人一人の性格をしっかり見極められ、きめ細やかなお世話をされています。
お家の1階はノビノビ完全イタチ仕様!しかもご主人サマお手製のフェレ対策リフォーム!!保育園のようなカワイイお部屋でケージも広々としていて、フェレ飼いさんの夢ハウス☆です。
こちらのお宅なら、かなり問題児な2代目ナンシーでも上手に育てて下さると思いました。
でもアタシ、ちょっと欲がでまして…
これからもアタシには地元でのフェレ保護依頼がないとは限りません。
しかし我が家にはコレ以上増やすキャパはありません。
なので保護フェレが来れば、また里親募集しなくてはならないでしょう。
もちろん病気の子が来れば、無理したキャパでも自分が責任を持って受け入れるか、広く慈悲のある方を探さねばなりませんが、ま、コレは置いといて…
おすぎ君のアレルギーのようなさして「治療費はかからないけれど不思議ッ子」が来ないとも限りません。
こうしたタイプの子ほど意外と里親サン探しが難しいと言うか、保護側としては出しにくい子だったりします。
どんな子でも安心して送り出せる超ベテランさんには、困った時のために待機して頂きたい!!
だから今2代目ナンシーを送り込むと、この方のキャパだって自ずと小さくなります。
長い目で見れば、、それは困る〜〜〜!!
アタシは保護活動家としてシェルターのように運営してるワケではないですが、またいつ保護する日が来るかは分かりません。
なにせ昨今のペットブームから、保護を必要とするフェレは増えています。
今後も無理の無い範囲で保護を続けていくには、こうしたネットワーク作りも大切だと感じています。
欲どおしいにもほどがあるでしょうが、この思いを全てお話しした上で、さらに先住とのマッチングに無理があるかも知れない2代目ナンシーが「出戻って来た場合」に受け入れ先になってくださるかまで…
お願いするまでもなく、
「保護フェレットが幸せになる事が優先です。遠慮しないでください。」
何もかもお見通しでご理解頂けました。
長くフェレとお付き合いされてて、保護が必要な子の実態と受け入れる苦労をご存知だからこその真っ直ぐなお言葉で、有り難く甘えさせて頂きました。
(結局2代目ナンシーは、ひろさん宅にうまく馴染んでくれてるようですので、出戻りはなさそうで良かったデス)
いつもご謙遜なさるのですが、アタシまだまだ言い足りないです!
ホントにホントにありがとうございます。
仕事が落ち着いたらホンマにお手製ケーキ食べに伺いますので、どうぞよろしくお願いしますデス!!(←そっちかよ!!)

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