エアコンがフル稼働し始めると、虫さん達のシーズンインでもありますよね。
知り合いにムシ・魚・爬虫類・ヤドカリetc博士なるソテキオジサマが居まして…
前に我が家がカナヘビを飼っていた時、彼とアツく語りあったワケです。
そのお話から、豆知識程度っすがムシさんネタを紹介しまする。
苦手な人でも多分大丈夫。
写真はないから。
・コバエとバビ
「犬・猫・フェレのウンチにショウジョウバエが!!」
「ショウジョウバエは病気を運ぶから注意!!」
夏によく聞く話っす。
これ、間違いです!!(←唐沢調で)
ショウジョウバエは果物・野菜・酵母をエサとするハエさんです。
だからバビにはつきません。
しかも病気の菌を運んだり、まして吸血や毒性はありません。
スリムで色白なハエさんで、素朴に生きてるハエさんです。
またショウジョウバエとよく間違われる、一般家庭に多いコバエがチョウバエです。
この方は主にお風呂をアジトとするハエさんで、排水溝ヌメヌメとかが好きです。
名前の通り蝶(つか蛾)っぽく羽が目立ち、体型はデブで色黒です。
でもって、コイツもバビにつくハエではないです。
だったらフェレのトイレに飛んでるハエはナニモノ???
多分、ハヤトビバエかニセケバエです。
(↑ウチってバビにコバエたかった事ないんで…)
彼らも色黒だそうですが、ショウジョウバエよりややデブな程度で
チョウバエほど特徴的な体型はしていません。
でもね、、、
彼らはショウジョウバエやチョウバエに比べると
一般家庭での発生率はかなり低いハエなのです。
(ご近所で同じように動物のトイレの悩みがなければ環境を共有できないから)
なので努力次第では完全駆除できるはずなのです。
ショウジョウバエは卵が成虫になるまで4日程度だそうですが、
チョウバエ、ハヤトビバエ、ニセケバエは、1〜3週間かかるそうです。
そしてみんな成虫なって1日くらい経つと卵を産み始めるそうです。
ね!
後者のグループは次の代が卵を産むまで遅いから、
掃除を徹底すれば早期に完全駆除の可能性が望めそうでそ?
ぜひともコバエの居ない生活、ガンガってクサイ。。
ちなみにショウジョウバエのトコでも書いたけど…
この4種類のコバエさん達は「不快害虫」と呼ばれるらしく、ウィルスなどは運ばないそうでっす。
ついでに…
彼らコバエさんはドライフードにはたかりません。
ドライフードにつくムシ(尺取虫みたいなヤシ&カブトムシの幼虫のちっこいヤシなど)は別の害虫のお子様です。
・ペットフードとムイムイ
多分1番多いのが尺取虫みたいなヤシで、メイガの幼虫です。
コメ、小麦につくので有名です。
成虫はめっさスリムな蛾で、体長も1センチ以下くらいの小さめです。
ペットフードやコメ・小麦以外にも多くつき、
七味唐辛子についたりするので有名なのがシバンムシです。
幼虫はまさにカブトムシ幼虫のミニチュア版で、
成虫はカブトムシ成虫♀のミニチュア版(2〜3ミリ程度)でっす。
でもね、、、
ドライフードにこれらのムシがつくのは迷惑ではあるけど、悪い事ではないです。
ごく自然なコトです。
勘違いしないで欲しいのは、、、
三大防腐剤(BHA・BHT・エトキシキン)と、ムシの発生抑制には関連がないです。
ムシの発生を抑制する(孵化を抑制する)のは、主に殺虫剤です。
ごく当り前のコトです。
なので、、、
ムシが発生しないフードってのは?・・・・・・・・おまいがーっっ!!
そーゆーコトです。
ちなみに、、、
我が家では過去に何度も、フードを買っては長期保存してムシやカビの発生を待ちました。
やっぱそれなりの結果が出たです。
いまだに3〜4年物のヒルズオーラルケアが元の姿を保っていますYO
むしろイケる感じです。
だってね、、、
コメや小麦だって長期保存すれば必ずってほどこれらのムシはつくわけで。
(↑これらにも燻蒸処理をされてるものはあるけどね)
だったらヒューマンレヴェルとやらのフードにもつかなきゃおかしいでしょ?
やっぱそーゆーコトです。
コバエやフードにつく虫を見たい人は、
コチラの「不快害虫」と「食品害虫」から探してみてください。
・余談
殺虫剤入りフードは嫌だけどムシがつくフードも嫌だ!!
だからって手作りご飯もできないんだいっ!!
そんなワガママな飼い主サンは缶詰買ってください。
気付いてない人多いみたいですが…
缶詰の方がドライフードよりよっぽど中身が良い食べ物です。
製造や保存の手段を考えれば?
その違いがわかると思います。
結局…ムシネタで客寄せをして、缶詰ネタをしたかっただけです。わはは〜



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