久々にネタモノをやります。
すでにみなタマが忘れたであろうシリーズモノを放置してるのも気になってマフ。
正月休み中にいろいろコンプリートしたひです。あせあせ
よくきく言葉。
「フェレットは犬よりも猫よりも肉食獣」
コレをきくと誰もが…
イタチがシャーシャーいうてギッタンギッタンにトリやチュー助を狩り、
スプラッターよろしく口から血をしたたらせて、獲物を丸ごとガッポリいっちゃってる?!
そんな姿を想像すると思いマフ。
アタシもずっと前はそう思ってますた。
でも手作りご飯をすすめてくうちに「違うなー」と????!
だってフェレットは甘味も酸味もOKなんだもん。
(肉食の傾向が強いほど甘味に鈍く、特に腐敗を意味する酸味を嫌う傾向にあるらしい)
んぢゃナンで肉食獣だといわれるのか?
それがごっつーーーーい気になってマフた。
で、その答え。
自分の中には数年前から完結してたんだけど、なかなか書くまでにはならず。
だってずーっと同じ子でばっか経過を観察してたら「慣れ」かもしんないぢゃん?
そこへ最近我が家にきた第3世代の若者フェレズ。
やっぱ彼らも全く同じような反応を見せるから、やっとこココまでこれたかな〜って感じデス。
アタシも確かにフェレットはごっつい肉食獣だと思うです。
でも、
最初に書いたような絵面と同じようで・・・ちと違うと思うのです。
結論から言うと、
「フェレットはめっさ内臓好きな肉食獣」
この結論はどっかのエロい人や海外の情報でもナンでもないです。
単に我が家での食事情の結果が物語る結論っす。
よーするに我が家のフェレズは…
まず、
内蔵や残留消化物に類似した食べ物が必要で、
それらがあって初めて、正肉や骨をどうこうできるっつー具合なのです。
我が家のフェレズは犬猫よりも…
1. ビタミンを大量に必要とする
顕著なのは、代謝に不可欠な補酵素としてのビタミンだけでなく、
体内へ蓄積できるはずのビタミンAも大量に必要とする。
但し魚油抽出のビタミンAでは消化や代謝の反応がいまひとつで(バランスが取りづらい)
かつビタミンAのサプリメントは魚油抽出のモノが多いため、
我が家ではどうしても動物の内臓を食べる必要性が出てくる。
特にIBD改善には一番必要な栄養素だと思う。
2. タウリンを大量に必要とする
説明するまでもなく?ひたすら必要。
フェレット特有のあらゆる病気に関連し、摂取により改善の足がかりになる栄養素。
循環器・内分泌系に必須。
わかりやすいので言えば、結石対処の第一段階などには重要な栄養素だと思う。
ちなみにサプリメントではケミカルより天然抽出ではるかに高い反応があった。
また、内臓肉の摂取量を増やすことでサプリで補わなくても良い結果が出るように思う。
(但し高齢や病気の子にはサプリでも補助が必要だと思う)
3. 肉食のクセにタンパク質や脂肪を分解する消化酵素(体内酵素)が弱い
単純なトコでは、犬猫と比較してそうなんだもんってコト。
↑それだけではあまりにも…なので↓
ロウフードをやれば誰でも気づくと思う。
フェレットは脂肪の運用が得意との説が多いが、それは腸から吸収された後の話。
空腹時に(腸内に残留消化物がない状態)生脂肪だけ食べさせると単体での消化が不得手とわかる。
(↑だから、、、やらないでねw)
犬猫でも人間でも同じなのだけど…
タンパク質や脂肪の消化吸収を上げるには、単にプロテアーゼやリパーゼで足りるのではなく。
これらで分解されたものを腸内で有効に維持する媒体の存在がとても重要になる。
腸内細菌にまみれたら必ず素晴らしい腸内細菌叢に助けられるのではないのであって!
かつ乳酸菌サプリを摂取すれば必ず素晴らしい腸内細菌が育つのではないのであって!
常に悪玉菌のガスとも闘いつつ、日和見菌を踏み台にして消化物を維持する必要があるのです。
その維持のための媒体が、正肉のカス部分だけでは役不足なのは言わずもがな。
(念のため↑媒体ってのは炭水化物を中心とする食物繊維や糖類のコトですよ〜)
また、その媒体を有効に維持するための酵素も必要だからこそ!
プロテアーゼやリパーゼだけでは足りないのです。
(・・・意味わかった?汗)
4. 食物酵素を取り込みと、代謝の活性が比例している
当り前です。
消化のために体内の酵素を多く使えば、代謝のための体内酵素はお休みしてしまいます。
例えば満腹な食後に動きが鈍くなるのは…
消化に酵素を使うから脳の代謝酵素がお休みして運動能力が下がるからで、
獲物の酵素が多い部位を食べるほど、体の他の代謝が有効になるのは他の動物でも同じです。
ただ、フェレットはそれが顕著なだけです。
顕著だというコトは、それだけ他の動物より多く必要とする体と考えるべきだと思う。
5. 発酵食品の取り込みと、代謝の活性が比例している
上に同じ。
他も言い出せばキリがないのだけど、
わかりやすい(書きやすい?w)コトだけあげてもこんな感じ。
内臓からもたらされる様々なモノっつーのが、あまりにも我が子達の必要なモノにかぶるワケで。
だからって内臓だけでOKってワケではないですよー!!
内臓
残留消化物に見立てた植物性の食材と酵素や菌類
正肉
その他ビタミンミネラルなど
こんだけが必要ですってネタのつもりっす。(←ごっつ後付けw)
だからこそ思っちゃうのですよ。
フェレットは犬より猫より冷徹な肉食獣だと。
だって「内臓メインで正肉ちょっと」なんて食いっぷり、
どう考えても食後の残骸はスプラッターそのもの!!
彼らがホントに食べたい部分だけ食べようと思えば?
獲物を狩っては内臓やらの一部だけ食べて、また次を狩る。
ってなるんぢゃないかな?
だからその残骸の数々は人間目線なら、
「イタチは遊びで狩る」 なんて言われる所以になっちゃう?とか思ったりね。
だからこそ思っちゃうのですよ。
人から食べ物を与えられる立場のフェレットは、食べ残しがあっても当然。
(そもそも単独狩りの肉食獣は必要なだけしか食べないよね)
例えばリアルなロウフードを目指して、ピヨコちゃんを与えたとしましょう。
よっぽどお腹が空いてなければ決して完食しないんぢゃないかな?
きっと彼らは「いらない部分はいらない」んです。
それが派生して、スカーリ、マターリ家畜化したフェレットってのは、
「食べたくないモンは食べない」んぢゃないかな?
既製品フードであれ、ロウフードであれ、彼らに食べてもらおうと思ったら?
まずは腹を空かせるコト!!
それによって「食べたくないモンでも食べる」をできるようにさせ、
それから「いらない部分はいらない」を判断できるお口に育てるのが必要なんぢゃね?と思うますw
で、何でもバカスカ食っちゃう我がフェレズのようですが、意外とそーでもないですよ。
初めてのモンでも大抵は何回か食うけど、そのうちイヤとか言いますて。
んで、よっぽど食べないモンはあげてないだけっす。
もしくは食べるように加工してから(発酵とか)あげてるだけっす。
よっぽど食べないモンの代表としては…「缶詰比率が高かったらハンスト」
この偏狭クソブログの愛読者サンならお分かりでしょう。
これ一番顕著にやってくれるの、ピーちゃんです。
他の子のメシを奪うから常に孤食にされてる、あのピーちゃんです。
食いすぎで2回も病院送りになった、あのピーちゃんです。
きっとピーちゃんは、
「食べたいモンと食べたくないモン」は選別できても、
「食べたいモンを食べる量」は選別できないんだろうな。。。
フェレットってやっぱ頭ユルイな〜♪あはっはっ
あー久々にネタやると疲れるけどスッキリした♪
だったらコレも↓やっとかなきゃな(ニヤリ)
【言わせて】勘違いすんなよっ【もらうが】
「でもコレってロウフードの話しでしょ?完全栄養食のフードを食べてたら無関係ぢゃん?」ってコトはないっつの。我が家の歴史を紐解けば…既製品フードはドコがフェレット用のメシやねん?っつーくらい足りない栄養だらけだったっつか、いらんモンも入りマクリでココに書いた以上にいろいろ必要だったってばよっ!つかイイ加減「ウチは奇病の宝庫です」とかテメーん家のメシを疑ってかかんなきゃぢゃねーの?!「だったら解毒と、ビタミンAとタウリンと酵素を強化すればいーんだよね?」ってかい?これまた違う。ここに書いたのは肉食獣の定義について感じたネタを書いただけ。つか根本的な話をすれば…どっかの栄養を強化すれば、今まで動きがニブかった部分の活性が上がる→そしたらまた他の栄養も必要になる→そしたら…ってな。体のバランスっつーのは常に変動してるモンだから、何かだけをあげればイイんぢゃねーんだよ。ナンかの病気になったらナンかのサプリをあげればイイってモンぢゃねーんだし。常にその後があるんだよ。栄養をとるとかサプリをあげるっつーのはそーゆーコト。ひとつで終わるモンぢゃねーの。ほらっソコのチミ!!お薬気分でサプリあげるのはもーたいがいにしなされっっ!!!(お薬気分でうたい文句だらけフードをブレンドしてニタニタしてるヴォケは論外)

15