去年の3月20日。
ロビたんがちんだ日。
翌日がお葬式だった。
歴代みんなにしてきたように、
美しく色とりどりのお花で送り出そうと
新品の毛布にくるまったロビたんのまわりに飾る花を買いにいった。
しかしどう脳内でイメージしても?
ロビたんに似合う花がなかった。
脳内合成でロビたんにお花はクソ似合わなかった。
やっぱ坂田利男似のフェレットにお花は似合わないのだろうか?
情けなくなりつつ、なぜ似合わないか考えた。
花がウソっぽい。
強くたくましく生きたロビたん。
食の真実に忠実に答えてきたロビたん。
体の内も外も心の中も純白だったロビたん。
そんなロビたんに、
肥料や農薬にまみれ、ぬくぬくと温室で育ち、色水で着色したお花なんて
なんたる陳腐。。。
なるほどね!
だから帰り道、
とりあえず買ったお花をぶら下げつつ
ロビたんのためにお花をさがしながら公園を歩いた。
タンポポ
シデコブシ
オオイヌフグリ
クローバー
他にもあったかな?
なんかいろいろ摘んで帰った。
そしてロビたんのまわりを飾った。
野の花に囲まれたロビたんはとてもキレイだった。
すんごくキレイだった。
そして、やけに強そうだった。
そこに グッ ときた。
そんなことを春が来て思い出した。
歴代フェレズ誰の命日も覚えてないはずのアタシ。
これからもロビたんの命日だけは、春が来るたび思い出すんだろうな。
ちなみに…多分2ヶ月前のことなのに、おすぎ君の命日がわかりますぇん


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