テケトーブログのつもりがすっかり手作りご飯ブログになってしまったココ。
書き始めた頃と比べれば、
ずいぶんロウフードへの風当たりもやわらかくなったなーと思う今日この頃。
それでもずっと言われ続けるコト。
手作りご飯は飼い主の責任で!
やっぱいまだに納得してないです。
ドライフードを数ある中から・・選んで、買って、与えるのも、飼い主の責任。
例えば、その責任の中でかの有名な中国メラミン事件は起こり、
多くのコンパニオンアニマルが命を落としたんだもの。
検証はされてないけど、どう考えたって我がチョパ男もその被害の一員。
アタシの責任で選んで買ったドライフードで、アタシのかわいいチョパ男は命を落としたのです。
その中国メラミン訴訟、遂に終結しました。
↓当時からずっとお世話になってるでぶ猫さんの記事をどうぞ↓
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2011年08月23日
4年前の米国での大規模汚染ペットフード事件、動物の命に関する判決
まさにこのブログがスタートしたきっかけ、4年前の大規模汚染ペットフードのリコール。
動物の命に関して、大進歩の判決が米国で出たようです。今まで法律からすると、動物は物品扱い。でも、ペットショップで高いお金を出して買ったペット、ただで拾ってきたペット、どちらも飼えば家族ですよね?
たとえシェルターからただでひきとった子も、今回の集団訴訟では賠償され、人間のように扱われたそうです。実際もらえた金額は実際の損失額よりもうんと少ないにしろ、犬猫の命と、ペットを失った心の痛みが補償されたのだそうです。
世の中は動いているのかもしれないですね。日本でも以前よりはましになってきましたが、どんどん、動物の命をきちんと考える法律ができてゆくといいと思います。
★ ★ ★
Philly.comのサイト 2011年8月23日付
(見出し)汚染ペットフード事件の賠償小切手分配
シェリー・カトラーさんは4年前、ペットが汚染フードで亡くなった後、正義を求めに法廷に持ち込んだ何千人もの悲しみにうちひしがれいた飼い主たちの一人だった。
訴訟は主として約100種類の汚染製品の生産元であったカナダのメーカー、Menu Foods社に対するもので、現在までにアメリカの法的システム史上、動物にかかわる最大の訴訟に発展した。
現在、カトラーさんはじめ約2万人の他の人々が、2008年にカムデンの連邦判事により承認され昨年上告により結審した2400万ドルの和解金から最終的に小切手を受け取っている。
カトラーさんについて言えば、受け取ったのは2,400ドルの支払いだが、彼女の最愛のペットであった2006年12月に死んだ12歳のマルチーズ、ゼウスを亡くした埋め合わせをすることは到底できない。 また金額からしても、彼女と夫が、獣医の費用にかけた7,500ドルの何分の一かにしかならない。しかしながらカトラーさんは、この異例なケースが、法廷がペットを単なる自転車だのDVDプレーヤーのような物品と同様ではないのだというその価値値を認識することを助けるはずであると言う。
「本件がまさしく、法的観点から動物が家財道具以上であることが確立されることが、私の望みであり、本当に私の夢だった。」と、センター市在住でマーケティング&コミュニケーション会社の代表をしているカトラーさんは言う。
原告が100以上という多数となるこの集団訴訟は、2007年3月から始まった、空前の範囲に及んだペットフードリコールに端を発する。犬 猫が米国全土で発症し、科学者たちはその汚染物質を捜し求めた。そして、汚染していたのは、中国から米国に発送される前に小麦グルテンに加えられたプラスチック製造に使用する化学物質であることが判明した。
ペットと死別し悲しむ飼い主たちに追い討ちをかけたのは、彼ら自身が自分の動物に汚染フードを与えていたという事実だった。
飼い主たちは、この汚染フードによりこうむった犬猫の獣医の治療費、埋葬費用、引き起こされた物的損害、新たに求めたペット、さらに、汚染フードを食べて生き延びた現在も世話をしているペットたちの世話の費用の補償を求め、法定に正義を求めた。しかし、前例から法廷は、動物を実際のその金額の価格でしか扱わない歴史があるため、飼い主たちの精神的な苦痛に対して損害賠償を得るというチャンスはほとんどないと見られていた。
原告たちの代理となっている弁護士、シェリー・サヴェット氏は、本件がペットの飼い主たちの法的権利を大きくするの前例を作ったと述べている。
「我々は非常に重要な経済的勝利を得た。」と、彼女は言う。医療費、葬儀費用、および物的損害の補償で、こんかい動物たちは「ほとんど人間のように扱われた。私はそれをかなり誇りに思っている。」
飼い主たちはまた、ペットの看病をしている間に仕事ができなかったための損害や交通費のような、正式書類がない費用においても、上限900ドルまでの還付も勝ち取った。
実際にかかった費用が完全にすべて還付されるというわけではないものの、全体的に要求されていた損失の50パーセント少々を得ることができた、とサヴェット氏は言う。彼女はこれをまさに「本当のお金」だ、と述べている。
リッチモンド大学の法学部教授カール・トビアス氏は、動物が単なる物品であるという概念が少しずつ変わりつつある、と述べている。例えばニュージャージー州では、州最高裁判所が、自分ペットが殺害されるのを目撃した犬の飼い主が、精神的苦痛で訴えることができるという裁定を下している。
多くの人々が人間よりも動物であるペットに親近感を感じている、とトビアス氏はコメントし、「しかし、法はまだそこまでは追いついていない。」と言う。
フィラデルフィア州北東部に住むマージー・ヒルグリーンさんは先週、彼女は自身の11歳で亡くなったトイフォックステリア、サラ・リーの思い出として、彼女が受け取る1,700ドルの小切手をSPCA(動物愛護協会)に寄贈するつもりであると述べた。「あの犬は特に私のお気に入りの犬だった。」とヒルグリーンさんは言う。
ボールヒーズ在住のミシェル・ノシートさんは、577ドルを受け取ったが、心の損失はあまりにも大きかった。 彼女のペットだったイタリアン・マスチフ、ゴリアテだ。ゴリアテはのちに汚染フードと判明したフードを知らずにたくさん食べ、2007年3月に安楽死を余儀なくされた。
ノシートさんはメーカーの責任を追求したかった。それが彼女がこの集団訴訟に参加した理由だったという。「お金が欲しいのではなかった。この問題の本質を追求したかったのだ。」
財務顧問業をしているノシートさんは、今回受け取った小切手をどうしたいかまさに心は決まっていた。ボールヒーズにある動物孤児院(身寄りの無い動物に里親を捜す機関)への寄贈だ。そこで、彼女と夫が10年以上前にゴリアテをもらったのだ。
ノシートさんは、「あの動物孤児院が私たちにくれたものは、かけがえの無いものだった。」と言う。ゴリアテと一緒に飼っていたアメリカンブルドッグのコイーバには最近、2匹のピットブルの子犬が仲間入りしたという。
ノシートさんは、動物孤児院にある犬用ケージに、ゴリアテの記念に命名されるとよいと思っていると言う。しかし、寄付金がどう使われようがかまわない、動物が幸せになることに使われるなら何でもすばらしい、と彼女は言う。
前出カトラーさんと彼女の夫は市部在住で、現在はビションフリーゼおよびシーズーを飼っている。2,400ドルの小切手は息子ジェイコブの大学資金の足しにするという。
カトラーさんは今まで、自身は訴訟などには決してかかわりたくないタイプだったが、ゼウスが彼女の人生にとってあまりにも大きな意義があったため、今回の集団訴訟には加わざるをえなかった、と言う。
「今回の訴訟が、社会になんらかの影響を与えたのならいいのですが。」と、彼女は言う。
以上
(びあるより 被害にあった動物さんたちのご冥福をお祈りします。でぶ猫女将さん沢山の情報を本当にありがとうごさいました。)
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「ちょっとびあるちゃんてば大袈裟なんだから〜!
手作りご飯は飼い主の責任でっていうその『責任』の意味が違うよ〜!!」ってかい?
いや、アタシに言わせれば結果的に同じっつーか、そこまで考えてこの言葉を言って欲しい。
それぞれの責任の違いはわかってるよ。
手作りご飯の責任・・・栄養バランスがちゃんと摂れてるか?
既製品フードの責任・・危険な材料が使われていないか?
アタシが長らく経験してきて思うに…
手作りご飯の責任(栄養バランス)は多少くるっても後付けで修正が効く。
っつーか、体が欲するものは常に変動してるのだから、
常に後付け修正し続けるのが本来の食のあり方。
それに対し、
既製品フードの責任(危険性)は予測不能なうえ体に大ダメージを及ぼし、
おかしいと感じた時は後付けの修正が難しいトコロまできてしまう。
大抵の場合は原因は読めず「フェレットは弱い」や「生まれつき」で片付けられ、
検査検査で投薬山盛り手術の繰り返しとか。。
チョパ男だってたった2歳だったのに、気づいた時は手遅れかつ原因不明。
「原因がない場合は生まれつきと言うしかない」とまで言われた。
メラミンが原因だろうと思えたのも亡くなってからのことだもんね。。
(いやいや、わかってますよー!後付け修正ができない人が闇雲に手作りご飯するのがコワイって。でもやってるウチにおかしいって気づくのが普通の人で、そこで悩んでトライしていくうちにちゃんと変化するもんだよ。だってアタシがそうだったんだから。つか、気づかない人は動物を飼うとかゆー以前の問題だと思うのん。)
さて、みなタマはどう思われるでしょうか?
アタシの考え方が突飛だと思われるのでしょうか?
つかさ、、
ドライフードなど既製品の栄養バランスが正しいかどうかなんてナニをもって信用するんだろ?
そもそもソコが理解できないんだよ。
手作りやるほどにいろいろわかってきてさ・・・
どんなにお高いフードでもその値段で作れるなら?そりゃ信用できないって〜(笑)
・・・と言うと、どんどんドライフードの逃げ場がなくなってしまいます(汗)
ようするに良くない部分があろうとも、
それしかない人にとっては最低限とか必要悪ってコトで認めるしかないんですよね。
例えばさ(まだ続くんかいっっw)
安全な成分でできてます系の自然派洗剤でも、
オレ◎ジXだったら「柑橘類に含まれるリモネンは肝臓で解毒できなからダメ!」とか言うぢゃん。
いやさ、
ほらさ、
あのさ、
フェレットが口にするお薬のほとんどは肝臓で解毒なんてできないよ?
だから体調が悪い子はフィラリアの薬が飲めなかったり、ワクチン打てなかったりするんでしょ。
このくらいないらイイ
その↑
判断の全てが飼い主の責任だと思うデス。
決して「手作りご飯をするコトだけが責任を負っている行為ではない」と理解して欲しいです。
オマケ
久々にほえました〜!これでこそびあるちゃんですね。ガルルルルッッッ♪
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