鉢山、昼くらとふられてばかりで、早起きして結構気合い入れていた。先行者は2パーティー。道具よし、体調よしで歩き出す。シゲさんはスランプから抜け出したようで、久しぶり。何故か、ずっとツボ足で歩いている。呪縛からやっと抜け出したか、元気そうだ。
調子よく歩いていると、少し遅れていたcueが、昼くら谷の二股あたりで行方不明になってしまった。少し待つけど来ない。なにやっとんじゃ!!
シゲさんと手分けしてあたりを広範囲に探す。無線や笛にも反応なし。谷へ落ちてしまったか、雪崩に埋まったか。大いに焦る。
しばらくすると無線に反応。現在地をしゃべっているが、地図上では確認ができない。どうも、昼くらへ向かった先行者のトレースをそのまま行ってしまったようだ。アホか、ボケ!
まもなく合流するが、反省の意味も込めて、山行中止。
先行トレースを外すときに一声かけなかったのも悪かった(すぐうしろにcueを確認していたのだが)。登るルートをみんなで詳しく確認しないのも悪い。cueとシゲさんが地図を持っていなく(行きのコンビニでコピー)、事前研究をしなかったのも悪い。地図はカシミールから落としたもので僕にしかわからないGPS用の記号や地名が入っていて、他人には理解しにくい。前の日、遅くまで飲んでいて今日まで地図も見ずで準備不足はいけない。
「ついていくだけで、いつまでたってもお客さん、なにかんがえとんじゃー、前見て歩け、グフとおまえはいつまでたってもどうしようもないわ。ぼけかす。」・・とひとしきり怒ったらすっきり。さっさと長野へ帰ったのでした。