新人のためのセッチュウキャンプヲ企画するが旧人ばかり集まったので中止してしまった。
久しぶりに波羅蜜多の涸沢を滑る。リフトトップでしばらく待っていても、この日は誰も山に入ってくる様子はなく、2週間前に某Y子さんが流された斜面を見上げながらのラッセルとなる。稜線は凍傷寸前の強風。
ちゃんと踏む必要があるベクターグライドにはトルクのあるブーツの方がいいかなと思って、初めてレグザムを山で履く。歩きは苦にならないが、あたりは堅い。寒さにもシェルはそれほど堅くならないような気がする。巻きシェルのため、バックルを緩めてもホールド感が強い。ツアーブーツと一番違うところだ。
涸沢のエントリーはすこし右岸から行った方がイイとこがあるようだ。登り返してもう一本滑る。とってもいい感じで滑ることができたが、みんなは重いと言っていた。林道のラッセルをおまかせで2時間弱、へろった。コゴドンサンキュウ。
日曜日にここの林道でルート迷いで翌朝6時まで彷徨していたパーティーがあったそうだ。暗くなって様子がわからなくなり関川までくだってしまったそうだ。
乙妻山でもラッセル時間が勘定できずに、暗くなってからの下山になり、佐渡山コルでルートミスをしたパーティーがいた。
何事もなくよかったけど、限りなく有事へ近づいていたんじゃないか。双方とも初歩的なミスで痛い。痛い両パーティーともネット出逢い系、オフミでバックカントリースキーヤーな人達らしい。ネットでコミュッてるらしいけど・・メンバー間のコミュニケーション不足が原因のような。
レポから感ずるには、ふだんGPSに頼っているので、基本的に地形が読めない、地図が読めない、暗くなってからよけいにわからない。誰かがルートを解っているのだろう・・誰も何も言わないし・・このまま行けばいいや的に、どんどん先に行ってしまう。降りラッセル、平地ラッセルをよく解っていない。新聞記事になった時は“山をべろんべろんになめていた”とコメントできるだろう。
初めてあった人達と行っちゃう。
ネットのエンコウといっしょで、美人局かもしんないし、殺されたって文句が言えない。
友達をふだん上手に作れないのか。
ちょっと、おかしくね?