白馬のジャスコ〜岩岳〜落倉〜栂池〜千国〜(峠たくさん)〜来馬〜葛葉峠〜平岩〜JRで輪行〜飯森
塩の道は海へと下る道で、おおかたは下りだろうと考えていたが、甘かった。認定外道路、里道、あぜ道、人の家ではないかと思えるような
ありえないところばかりを、幾多の峠を越えながら海へと通じている。ひょっとしたら登った標高累計のほうが多かったのではないかと思える。岩岳あたりでいきなり落車して大腿部を強打。痛くてこぐのが辛かった。来馬あたりでも道を横切るホースで激しく落車。登りは押してばかりで乗車率低し。
番長も激しく転んでいるが、トレイルランは危ない。組長が一番上手くて強い。休憩時にはグリさんに自転車についていろいろ教えてもらい、この頃の疑問が次から次へと氷解していく。
いつも国道からしかのイメージしかないこのあたりも、古道をトレースすると別世界だった。本当にこのアップダウンの細い道を人馬が往来したのだろうか?古きを偲ぶ暇もなくヘロヘロになる。
帰路は姫川温泉に浸かり、
憧れのJR輪行をして白馬に戻った。
現代の塩の道はハードで男らしくて、とてもしょっぱい。
組長様、皆様ありがとうございました。
