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林道から外川沢出合へのアプローチはとても良いルートを発見できた。2年前は外川沢〜穴明沢〜クレキ沢下降と沢旅したが、岩菅の稜線へ出てみる。
中津川支流雑魚川外ノ沢が正しいのか、外川沢が正しいのか。ココは中流部に魚野川本流のような美しいナメのセクションがあり、とても具合がいい。特に登攀用具を必要とせず、軽装でもよい。ヤナギが多い沢でヌメリスギタケモドキが獲れた。ほかにはマスタケ。
ザグスリ沢の二股以遠はBPに乏しいが、雨の予想があったため伏流水となる手前の1600付近に泊まる。幕を張るとまもなく土砂降りとなったが、火も焚けて夜は星が出た。焚き火とお酒と山の幸がセットになっていないと、僕の沢登りではない。ところで、穴明沢はザグスリ沢と読むのか、別名なのか、ザグスリの由来はなんだろうか。
稜線に出ると志賀高原の人達が登山道の整備をしていた。岩菅山頂まではとてもよい感じのトレイルだが、修学旅行などでよく登られている岩菅山〜一ノ瀬は、負のスパイラルの荒れた道となっている。彼らによると、先日レースがあったトレイルもかなり荒れてしまったそうで、今後のレース開催はご遠慮申し上げるそうだ。