10/31〜11/3 スキー部同期のMが住む無錫へ上海蟹を食べに行く。
M君はチームのアルペン部長。スラロームのスペシャリストで、500人ぐらいが出場する国公立大学の大会ではSL2位になったりした。合コンをすれば好感度抜群で女の子からとてももてた。そんなMは無錫の某会社の社長さんになっていた。僕は20位ぐらいが最高の成績でチームの得点にはなんの影響もなかったし、合コンでは盛り上げ役で最後には女の子達からヘンタイといわれた暗い過去がある。
調査不足で日本から持って行った携帯電話がエリア外だった。Mと連絡がつかずに少し焦るが、翌日なんとかむこうから連絡をつけてきた。社用で上海に来ていたMと社員の劉さんがホテルに迎えに来てくれ、
豫園商城の湖心亭でお茶。この国で携帯が繋がらないってことはその人とは会えないってことだそうだ。
上海はビックリするような大都会で、長野から出てきた僕にとっては未来都市のようだった。一見、僕がイメージするような中国らしさがほとんどない。らしいところでローカルな物が食いたいのリクエストで、路地裏で刀削麺を食べた。劉さんは日本語堪能で優秀な人。わがままなリクエストを聞き返すともなく素早く携帯で調べて連れて行ってくれたり値段交渉をしてくれたり。「オンナまえ」でカッコイイ。
上海から新幹線に乗り
無錫へ。車内ではMが路地裏の2元ショップでこっそり買ってきたダイアモンドゲームで3人で遊ぶ。そんな自然な気配りや雰囲気作りが、昔から彼を人気者にしているのかもしれない。
劉さんがよく食べに行く食堂で上海蟹を頂いた。この時期は一番味がよく、無錫の人達は普通に食べるそうで、思ったより安い。思ったより小さく食べるところが少ない。
でも美味しかった(動画有り)。海老も美味しかったが、足が歯の裏に突き刺さって困る。

その後の二次会では日本人向け高級クラブへ。無錫在住、テニス部のAMも加わる。彼はMといっしょの芹田小学校近くの○井荘に住んでいて当時の彼女に裸エプロンさせていたのに、今はHM社の社長さんだそうだ。往年を彷彿させるようにヒッチャカめっちゃかに盛り上がり、久しぶりに聞く学生歌や寮歌やY歌で声が嗄れた。

白酒にすっかりやられてしまい、ふつか酔いだったが、南禅寺のそばの市場を見たり、四川料理でビールを飲んだり。上海に戻りバンドの遊覧船に乗ったり。火鍋屋さんはとても人気があるようで賑やかだった。ビールを飲みながら、20数年前のものすごく面白かったエピソードのいくつかを昨日のことのように語り合い、笑ったりした。ちょっと逆だが・・・ 有朋自遠方来不亦楽乎。
友達はとてもよい。せっかくできかけた友達を我が儘や不誠実で次々と失っていく人がいるが、信頼できる友達や仲間がいないってことはとても不幸なことだ。
思い切って上海に来てよかった。M君、劉さん、どーもありがとうでした。