栂池自然園〜天狗原〜風吹大池〜箙(えびら)岳〜蒲原山〜木地屋 :行動6時間
革スキー靴+カンダハー+ヒッコリーのスキー板で山スキーをするのがちょっとした願望なのです。栂池のゴンドラにはそんな昔の(今いらっしゃれば80歳以上のスキーヤーだと思う)スキーシーンの写真があり、中抜きターンなんかやってたりしてちょっとカンド-ものでした。ま、そんな道具達は手に入らないので、この頃そろえたウロコ板+TLT+スカルパF1+ブンリンの3Dアッセント(クランポン)の道具達で行ってみました。3Dアッセントがあればシールいらないと思ったけど、登り始めてすぐに横フィンが外れてしまって使い物にならなくなってしまいました。スカルパF1は足首フリーで柔らかいけど、すごく軽量でなかなかよい靴でした。滑るにはなんとも頼りないふにゃふにゃな道具ですが、けっこう使えました。蛇腹を最大限利用すると、テレマークタ−ンも何となくできます。なんだかこのライトな道具達でどこでも行けるような気がします。カルフの板は強く踏むと板が折れるのではないかと心配なのですが。
フスブリ山は何度かスキーで歩いていますが、静かでよいところですね。蒲原山近辺のブナが太くて大きいところもよいです。ピストンで登る山より、山旅的なものはよいですねえ。皆さん難儀していた今季初の極上のモナカ雪も楽しかったです。
コゴドンの板は手入れが悪くて毛羽立っているからウロコも不要なのかなと思って、休憩のおりにソールをよく拝見させていただきましたが、そんなことはなくキレイなソールでした。彼はがに股なので、少々のハの字でいつも登っています。ですから、シールもウロコもいらないのでしょう。基本パワーがありますからできる技でしょう。
コゴドン↓のシールいらず登り方はこれ