2010/12/12

絵本 おおきな木  

原作は「The Giving Tree」(与える木)
シェル・シルヴァスタイン

昔買った絵本。
篠崎書林から版権がうつり
今度は村上春樹が翻訳する。
家に帰って二つを読み直すと、この木の印象が微妙に違う
古い方の樹はあえて、女性的な言葉は避けている
そのことで木は「自然」の象徴ともとれる
これに対し
村上訳だと、これはまさしく母親(母性)といった表現だ。
現本はこの木は「彼女」(おそらくshe)なっているらしいが
この辺の捉え方は、訳者の感性なのか時代なのか

おおきな木自身が望んだ事とはいえ
少年が幹を切り倒して行った後のシーン。
旧訳では
「木は それで うれしかった・・ だけど それは ほんとかな。」
に対して村上訳は
「それで木はしあわせに・・・なんてなれませんよね。」
とはっきりといっている。

始めに購入してから20年。
親になった今もこの本が伝えたかった真実はよくわからない。



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