うちには一時寄生種が4種いますが、それ以外にも混成コロニーがあります。
ムネアカとクロオオ、ミカドとヨツボシ、エゾアカとクロヤマです。
ムネアカとクロオオの混成は以前掲載しましたので
今回はそれ以外の2つを紹介します。

まずはミカドの初期コロニーにヨツボシWのいるコロニー
写真を見てお分かりのように、ヨツボシの大型ワーカーが一緒になっています。
ミカドの小型Wとヨツボシの大型Wとが同じくらいの大きさですね。
実はこのコロニー、私の不注意で混成になってしまったものです。
ヨツボシが脱走したとき、同時期にミカドも脱走していて
それぞれを捕まえるときに混ざってしまったようなのです。
初めは気がつかなかったのですが
暫くして体型の違うWがいるので、よく見たらヨツボシだったというワケ。
まぁ、喧嘩するわけでもなかったので、そのまま飼育しています。
ヨツボシもミカドの幼虫を世話したり、ミカド女王をグルーミングしたり
すっかりコロニーの一員となっています。
一緒になって、もう3ヶ月くらい経っています。

こちらはエゾアカとクロヤマの混成。
とりわけ珍しいわけではないですけどね。
このコロニーは、女王のいる写真が撮りにくいのです。
カメラを近づけると女王は逃げるはワーカーはカメラの前に寄ってくるはで
なかなか女王の写真を撮らせてもらえません。
エゾアカは飼育が非常に難しく、女王が多いほど刺激に対して敏感です。
多雌ですが、単雌にして飼育する方が少しはマシかも。
ストレスがあるとすぐ卵食しますし、性格もアカヤマ以上にキツイです。
野外のコロニー(アリ塚)を暴くと例の蟻酸噴射を体験できます。
しかし、その猛獣のようなアリも、よく見ると意外と綺麗で可愛いんですよ。
なんとかコロニーを成長させたくて去年の秋にクロヤマの繭を導入しました。
このコロニー、今年はまだ産卵は見られないです。

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