こちらでは桜が満開な昨今ですが、今日は風が寒かったです。
最高気温も12℃ほどでした。
平地は小雨が降ってましたが、山は雪だったようで
また白くお化粧をしていました。
こういう日は日当たりのいい石をひっくり返すと面白い。
暖をとりに地表近くにきているアリが多いので採集しやすいですね。
女王も高確率で見つけることができます。
自宅周辺のアリの様子ですが、クロオオアリは数個体が歩いていました。
気温が低いので、動きは鈍いですね。
それとは対照的に、クロヤマアリは活発です。
巣穴の修理拡張をしているのでしょうか。
土を運び出しているワーカーが、巣穴から頻繁に出入りしていて
どこからか小さな昆虫の死骸を運んできている個体もいました。
クロナアガアリも巣の中から土を運び出していました。
巣口が若干大きくなってきたようです。
飛行準備を整えているのでしょう。
トビイロケアリは地表にはあまり見えませんが、地下数cmにある蟻道では
頻繁にアリが往来しているのが観察できました。
トビイロシワアリも地表活動こそ見られませんでしたが
地下では活発に活動しているようです。
石の下などには、新しく拡張した巣穴が広がっていました。

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