昨夜実家に帰ったのが深夜12時半過ぎ。
日曜のレースに向けてラジコンの準備をする時間は無い。
朝までに乾くように洗濯&乾燥機で終わったのは3時過ぎ・・・。
当然朝早く起きる事は不可能で8時半過ぎにKOBAさんのメールで起きた。
準備をして行こうと思った矢先に父親と大喧嘩になった!!
母親にマンションを
借りる事を話していたけど、母親がどうやら父親に俺が
購入しようか悩んでると父に話したらしい。
それを聞いた父親が「お前は自分の置かれている立場や状況を解っているのか?お前は○○家の長男なんだぞ!!家はどうするんか?実家の会社はどうするのか?・・・・などなど」
父が多方面の関係者と勝手に相続の話をしたのと、周りの同年代の社長が息子に代替わりをしてる事が羨ましく思っているだけ。
要は実家を継いで自分は引退して道楽したいだけ。
確かに父27歳で後を継いで祖父ちゃんは60歳で会長になり引退。
正直実家を継げば月収は今と比べ1つ桁が変わる(これに父と母が亡くなれば更に・・・)。
今の会社ではと言うかサラリーマンではどうあがいてもその年収は無理と感じる。
でも今の時代・・・実際会社は赤字?なんだよ。
父はお前の代までは何とか持つと言うけど実際は無理。
施設の耐久基準が法律で定められている期間にもう直ぐなる。
営業を続けるには期間満了になる前に工事をしなければ成らない。
その工事の費用が数千万・・・で本社(本店)以外の支店も当然何時かはその工事をしなければ成らなくなる。
地域の人口も減る事を考えると現状維持の年商も無理な状況。
また父は小さな地域の業界では「平成のドン」と呼ばれ、他の会社に咬み付いて白を黒に変える嫌われ者。
父の居ない所で他の会社の社長達に「お前の親父には皆迷惑をかけられた。早くお前が後を継げ、そうしたら全員お前の敵でお前を潰す」とまで言われる始末で・・・。実際田舎は学歴よりも腕力の部分が強い。
俺は父親と違い平和主義者の学歴の無いインテレ系。
父は若い頃から悪くて喧嘩っ早くて有名・・・姉も(笑)
同業者だけでも無く不況の影響か支払いの悪い客もいるし、払う気の無いバカな人達が増えてきてる。今は父の力で払っているけど俺の代になると多分払わないし脅威してくると思う。裁判起して無理やりに回収等も出来るが性格的に出来ないし殺されたら馬鹿だし・・・考えるだけで多分俺気が狂う。
後は社員教育が出来ていないし社員のヤル気が全然無い!!
経営方法も自営業レベルの経営で、会社レベルの経営方法や規則ではない。
会社に関しては今度隠密で税理士の先生に会って色々聞いてみるつもり。
実家に帰ると会社以外に・・・
・お寺の総代長(全檀家の最高責任者)
代々実家がしているみたいで色んな行事の準備や進行等をしないといけないし、サラリーマンでは無理な多額の寄付がいる(外車買う?)。
・神社?の総代長
・とある老人ホームの理事長
・選挙の時に色々と・・・
後は地域等の色んな役員・・・・。
とてもじゃないけどラジコンなんて出来ない。
仕事も日曜しか休めないし、日曜でも法律で?60分以内で現場にいける体勢をとらないといけないし・・・。
最後には
「まだ結婚もしないのか?」とまで言われた。
この件に関しては親父が悪い!!
いざ結婚の話をしようとすると、「相手の家を調べてからでないと認めん!!結婚は個人でするものでは無く、家同士の結婚でもあるから相手の家や親戚を調べからで無いと認めないと・・・」。
いくら金があっても今の子は「長男」「自営業」「親が近くに居る」「小姑も近くに居る」「家族旅行は無い」「専務として働く」「田舎」・・・だれがこんな所に結婚しに来るか!!金目当ての女位しか来ない!!
今の時代は高収入でも不安定な会社経営者よりも、休みがとれて安定した仕事(公務員)の方がもてる時代!!
父は公務員の給料を安いと言うけど、今の時代はサラリーマンからすると安定してて羨ましい存在なんだけど。
自分が甘えていて自覚が無いのかも?知れないけど、昔から凄く悩んでいるのは事実。
創業者の祖父が東京で11個会社を倒産させて地元に帰り、家の残りの米の20Kを物に変えて始めたのが12個目の今の会社。
毎日・毎日祖父が背中に背負って何十キロも歩いて売ったお陰で今の自分が居る。
偶然、祖父の会社の創業時から亡くなるまでの期間をまとめた写真入の日記を僕が受け取っている。この事は父も知らない事。
祖父が小さかった頃の自分に商売道を伝える前に亡くなる事を無念と思い渡したのかは解らないがその日記を見るたびに跡を継がない自分が申し訳なくて涙が出る。
祖父の会社の日記の中のメント抜粋で・・・
・某年日付、「遂に会社を立ち上げれる日が来た。」
・某年日付、「会社も軌道に乗り本社(本店)を移転した。」
・某年日付、「今日は会社に念願の3輪車が納車された。」
・某年日付、「今日から3店目の支店が始まるうれしい」
・某年日付、「新事業へ参加、資本金も上げ株式に変更」
一番辛いのが昭和51年の日記・・・。
「今日念願の長男が生まれた。名前は○夫!!自分の名前の1部を付けた。この子が将来3代目として会社を率いてくれる事が最高の幸せ・・・この子が楽出来る様に自分がしっかりとした土台を作る事を・・・」
なんて事が書いてる・・・「俺駄目じゃん!!」と初めてこれを見たときは申し訳なくて泣いてしまいました。
祖父は最高の苦労者であり、最高の先見力を持った人。
今の時代この業界は恐ろしく増えたけど、当時は殆ど居なかった。
うちの親戚は昔から金持ちが多く祖父は酷い虐めを受けていた。
当然父も同じ様に若い頃は貧しく親戚の家に働きに行っていた。
住み込みだからご飯は親戚が用意してくれて、そこの家族と食べていたらしいけど、父親だけメニューが違い皆がご飯食べている前で一人「親戚の食べ残しの饅頭半分(1日)だけだったみたい」。
でも祖父の頑張りで今ではどの親戚を超えて、もっとエグイ仕返しをしている始末・・・誰もうちの実家に逆らわない(笑)
話が脱線したけど長男として自分の人生を捨てて?家に帰らないといけないのか?帰ってみるとまた違う世界や人間と出会うのかは知れないけど。
ただ余りにもしつこいと帰るしかない。
でも俺は帰るのなら自分の好きな事をする。
会社が倒産しようが世間がどう思おうがそん時はフェラーリを買う!!
で倒産したら自己破産するか、都会でなんかの仕事をしようと思う。
父と母の面倒だけは人として責任を持って尽くします。
そんな気持ちでレースでたから、全然走らないし車もおかしかったからリタイヤ!!
ツマラン週末でした・・・・。
もう恋愛なんてどうでも良くなるような日でした。
結婚してたら・・・相談できるんだよね・・・

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