2016/6/18 | 投稿者: アラン
6月18日(土)
戸隠山〜高妻山縦走(日帰り)
25年ほど前に友人が「一不動小屋」に一泊で縦走した時の体験を聞いていたので、
いつかは行ってみたいルートであった、
「蟻の塔渡り」の事を話せば、同行する連れからNOの返事をもらう事必須と思って、今まで自粛をしていたが、
ヒョンな事から、連れの方から行きたいと言って来た!
千載一遇のチャンス、天気も良いので急遽「蟻の塔渡り」へ挑戦する事となった。
戸隠牧場の登山者駐車場に深夜到着、車中で一泊、18日7時に徒歩で奥社に向かった、
1時間ほどで奥社に到着、参拝して九頭竜社のお守りも購入、登山の安全を願った。
登山届けを済まし8時少し過ぎに登山口を出発、道はいきなりの急登、どんどん高度を上げた、
垂直にそそり立つ断崖の裾を行く「百軒長屋」を通過すると、鎖場が時々現れた、
2メートルほどテクニカルなトラバースを含む長い鎖場を登る、
連れはここで足が震えたと言っていたが、確かに難度の高いトラバースだった、
いよいよ難所に到着、後続にも数人が見えた、
頂上の八方睨(にらみ)からヘルメットの単独登山者が降りて来るのが見えたので、しばらく観察、
ルートの状況、手足の置き場など参考になり、これなら行けると思えた!
後続の二組、4人も加わったので、若い人順でアタック、私は一番最後に出発だった。
天候やタイミングも良かったのでイメージした通り、特に難しい所もなく通過、
最後の直登する鎖を登り完了!
頂上から振り返ると、三人がまた渡っているのが見えた、自分の姿に置き換え客観的に振り返って
再びあのスリルを味わってみた!
稜線を少し行くとすぐに戸隠山、軽く補給を取りすぐに先に進んだ、
東側では断崖の上、西側では木立の中で崩れかけたトラバースが交互にあり、歩きにくい稜線だった、
登山者の少ないルートだった。
12時頃、一不動の小屋に到着、ここは、むかし友人が泊まってドアがなかった話を聞いていた、
やはりドアはなく、宿泊も無用と言う事だった、
朝に猿の集団に襲来されて「怖さで怯えた」と言う彼の体験談を思い出した。
ここで腹ごしらいをして、まもなく出発、五地蔵〜高妻山を目指す、
ここからは登山者も多く、道もだいぶ歩き安い、一般の登山道の状態となった、
高妻山は2352m途中で2000m近くにはなるが何度か上り下りがあり、
結局は最後にその差300mを一気に登る急登となった、
頂上直前では尖った大きな岩を渡り、まもなく狭い頂上に3時頃到着、
年間で一番日が長い時なので特に心配はなかったが、
下山に予定している六弥勒からのルートは「新道」と言って最近開かれたらしい、
私のガーミンの地図には道が載っていなかったが、スマホの「ジオグラフィカ」では詳しく載っていた、
5時30分頃から新道を下り始めた、急峻な笹薮を狩って作られた道には潅木の根が縦横に走り
どこに足を据えても滑りやすい状態で、標高を下げていっても、その不安定さは改善されなかった、
一度バランスを崩し、ストックに力が掛かったらバキッ!と行ってしまった、Zポールは修理が聞かないので
次は何を使うか少し考えを巡らしながら、道の悪さの苦痛を紛らわした、
最後に細い小川を渡渉するとそこは牧場の中だった、柵に沿って牛や馬たちと会話しながら、
少しづつ縦走達成の喜びに浸った! キャンプ場を抜けて、18時30分出発した駐車場に到着、
所要11時間30分 水は一人3リットルを使い切った。








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戸隠山〜高妻山縦走(日帰り)
25年ほど前に友人が「一不動小屋」に一泊で縦走した時の体験を聞いていたので、
いつかは行ってみたいルートであった、
「蟻の塔渡り」の事を話せば、同行する連れからNOの返事をもらう事必須と思って、今まで自粛をしていたが、
ヒョンな事から、連れの方から行きたいと言って来た!
千載一遇のチャンス、天気も良いので急遽「蟻の塔渡り」へ挑戦する事となった。
戸隠牧場の登山者駐車場に深夜到着、車中で一泊、18日7時に徒歩で奥社に向かった、
1時間ほどで奥社に到着、参拝して九頭竜社のお守りも購入、登山の安全を願った。
登山届けを済まし8時少し過ぎに登山口を出発、道はいきなりの急登、どんどん高度を上げた、
垂直にそそり立つ断崖の裾を行く「百軒長屋」を通過すると、鎖場が時々現れた、
2メートルほどテクニカルなトラバースを含む長い鎖場を登る、
連れはここで足が震えたと言っていたが、確かに難度の高いトラバースだった、
いよいよ難所に到着、後続にも数人が見えた、
頂上の八方睨(にらみ)からヘルメットの単独登山者が降りて来るのが見えたので、しばらく観察、
ルートの状況、手足の置き場など参考になり、これなら行けると思えた!
後続の二組、4人も加わったので、若い人順でアタック、私は一番最後に出発だった。
天候やタイミングも良かったのでイメージした通り、特に難しい所もなく通過、
最後の直登する鎖を登り完了!
頂上から振り返ると、三人がまた渡っているのが見えた、自分の姿に置き換え客観的に振り返って
再びあのスリルを味わってみた!
稜線を少し行くとすぐに戸隠山、軽く補給を取りすぐに先に進んだ、
東側では断崖の上、西側では木立の中で崩れかけたトラバースが交互にあり、歩きにくい稜線だった、
登山者の少ないルートだった。
12時頃、一不動の小屋に到着、ここは、むかし友人が泊まってドアがなかった話を聞いていた、
やはりドアはなく、宿泊も無用と言う事だった、
朝に猿の集団に襲来されて「怖さで怯えた」と言う彼の体験談を思い出した。
ここで腹ごしらいをして、まもなく出発、五地蔵〜高妻山を目指す、
ここからは登山者も多く、道もだいぶ歩き安い、一般の登山道の状態となった、
高妻山は2352m途中で2000m近くにはなるが何度か上り下りがあり、
結局は最後にその差300mを一気に登る急登となった、
頂上直前では尖った大きな岩を渡り、まもなく狭い頂上に3時頃到着、
年間で一番日が長い時なので特に心配はなかったが、
下山に予定している六弥勒からのルートは「新道」と言って最近開かれたらしい、
私のガーミンの地図には道が載っていなかったが、スマホの「ジオグラフィカ」では詳しく載っていた、
5時30分頃から新道を下り始めた、急峻な笹薮を狩って作られた道には潅木の根が縦横に走り
どこに足を据えても滑りやすい状態で、標高を下げていっても、その不安定さは改善されなかった、
一度バランスを崩し、ストックに力が掛かったらバキッ!と行ってしまった、Zポールは修理が聞かないので
次は何を使うか少し考えを巡らしながら、道の悪さの苦痛を紛らわした、
最後に細い小川を渡渉するとそこは牧場の中だった、柵に沿って牛や馬たちと会話しながら、
少しづつ縦走達成の喜びに浸った! キャンプ場を抜けて、18時30分出発した駐車場に到着、
所要11時間30分 水は一人3リットルを使い切った。









