2018/5/11 | 投稿者: アラン

先日、友人が女性のベテラン登山者から頂いたという木柄のピッケルを見せてくれた、
フランスのシャレル・モゼールのモンブランというモデルであるとすぐに解った、

長く使わなかったらしく、全体が錆びて、コレクションとしては気の毒な状態であったので、
私が手入れを引き受けた、錆びを落として、磨きをかけると往年の輝きを取り戻した、
木柄には亜麻仁油を塗り磨いた。

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木柄は少し粗い木目のおそらくタモを使っていると思う、
柄は部材の中心の固く木目の細かい部分より、木材の表面に近い木目の粗い部分が粘りがあって折れにくい性質があると言われている。
亜麻仁油で磨くと少しツヤが出て来た、この深く味わいのある色になるまでには数十年を要する。
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私の所有するモンブラン(中期型)1963(昭和38)年頃製造の物(写真上)と比べると、
少しヘッドが小ぶりでピックの下がりが大きい、後期型であるとすぐに解った、
短くなったのでMADE IN FRANCEの刻印が消え、モデル銘も小さくなっている、
このモデルはこの後にメタルシャフトが一般的になっても、長く製造され、1970年代始め〜1980年代まで生産された。
写真ではわかりにくいが、首が細く出来ていて握りやすく美しいデザイン、私はこれ位が好きだ!
革製の重登山靴と合わせ往時のスタイルで山を歩くのも味わい深いと感ずる。

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