※ お知らせ。現在記載中のドキュメンタリーが再放送されます。
2月1日 (火曜日) AM10:10〜11:00 NHK BS-1チャンネル
NHKの衛星放送が受信可能な方はぜひどうぞ。録画してでも観る価値があるかも?
・ フォックス・ニュース効果
N:フォックスニュースを無邪気に楽しむファンもいれば、笑い飛ばす評論家もいます。
しかしそのイデオロギー戦略は真剣かつ周到に計算されたものです。長年フォックスニュースのプロデューサーを務めたチャールズ・ソーナはインターネットのホームページでこう述べています。
「FOXニュースで毎日放映される偏見は、現実的で直接的だ。毎朝メモがメールで配布され、どのようなニュースを放送するか、そして多くの場合、どのように放送すべきかを伝えてくる。そのメモこそ“
聖書”なのだ」
フォックス側はこの主張には根拠はない。みなここで働きたいのだと反論します。
N:いわゆるFOX効果によってすべてのTV報道は右寄りになりました。どの局も非愛国的であると非難されるのを恐れたのです。
※ ピーター・アーネットがイラクのTVで発言した内容によってFOXニュースの標的に。その後、アーネットに対する右派からの組織的なバッシングによってCNNは彼を解雇せざるを得なくなる。
※ CNNは国内向けと国外向けの二つのニュース番組を作った。
N:「CNNがアメリカ向けとそれ以外の違うタイプの報道をしたのは何故です?」
(ビル・ヘマー:CNNキャスター)「違っていたとは言えないと思います。見せ方が時々異なるだけで、内容は同じです。
アメリカの視聴者はニュースはこうあるべきという期待を持ってますからね」
・ 戦争は終わっていない
−バクダッド陥落後−
ロバート・ヤング・プルトンは引き続き、大手メディアの取材ぶりを観察しました。
(RYP)「ジャーナリストたちはバクダッドの一流ホテルに宿泊して、いつでもインターネットを使えました。そしてニューヨークからの指示どおりに取材するのです。朝起きたら運転手つきのエアコンのついた車に乗り込みます。通訳とカメラマン、ガードマンもいます。そして取材に出かけます。防弾チョッキをつけて映像を撮影し、編集に間に合うように戻ってリポートを取ったら放送です」
※ フセイン像破壊のヤラセ
※ その後の「イラク人捕虜虐待」の発覚
N:CBSは2004年4月下旬にこのニュースを報じましたが、ペンタゴンの要請で2週間放送を控えていたことを明らかにしました。番組でアメリカ軍の司令官は数人の兵士に責任を押し付けました。しかし軍の調査には組織的犯行が記録されています。
“我々は戦死者は数えない”米中央軍司令官:トニー・フランクス
合同軍戦死者:1168人以上 (CNN2004年9月)
合同軍負傷者:7000人以上 (ペンタゴン2004年9月)
イラク兵士戦死者:7600人〜10,800人(PDAシンクタンク2004年9月)
イラク民間人死亡者:12,778〜14,870人(lraobodycout.org. 2004年9月)
発見された大量破壊兵器: 0