親父は、それなりに大きな会社に勤めていて、管理職になると中元や歳暮がバンバン送られてました。
お袋は「お返しが面倒だし、出費にもなるので厄介」と言っていた。
子供たる自分には、何の恩恵もない物が送られてくるわけで、大人というのはナント不合理的な習慣の中で暮らしているんだろうと思っていました。

この歳になると、少しは中元・歳暮のやり取りがあって、それが楽しみになったりしています。
福岡の明太子。
こんなもの(高級品という意味)は、決して自分の財布からお金を出して買うものではありませんで、猶更旨いわけです。
こんな旨い物を貰ったら、北海道の面子にかけても、もっと美味しいものを送ってあげようってなる。
仕事の様に、利害関係でのやり取りだと引くけれど、こういうのはいいなぁ。

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