ＤＴ２００Ａの庫

　いよい明日は江ノ電腰越駅付近の小動神社天皇（王）祭です。残念ながら私は明日勤務のため、撮影出来ません。仕方なく前夜に執り行われる前夜祭の撮影に行ってきました。
　あるホームページの文章を引用すると”小動神社は文治年間（1185〜89）源平合戦の際に源氏武将の佐々木盛綱が江の島弁財天への参詣の途中この小動山に上った。その景観に感激し日頃信仰する父祖の領国近江の八王子宮を勧請したのが始まりだといわれる。新田義貞が鎌倉攻めの際に神社に戦勝を祈願し中興したという。小動の地名は、松の枝が風もないのに震えて音を奏でるという説や押すと動く小動岩があったからという説がある。”と書かれています。
　私としてはその歴史よりも数少なくなった併用軌道区間を神輿が練り歩き、そのスレスレを江ノ電が走っていく姿に興奮するとともに、現代によくこの光景が残っていたものだと毎年感動してしまいます。今年は撮影中に湘南チサ区様と青抑解様とが顔を揃えたので、撮影後はせっかくだからと腰越の居酒屋で乾杯（私は原チャリのためウーロン茶で）して帰って来ました。








　初めて天皇（王）祭を撮影した年はまだ完全にアナログ（フイルム）派だったため、陽が落ちるとわざわざ高感度のフイルムに入れ替えた事を思い出します。それが今では最初からフイルムカメラは諦めて、デジタルカメラ一辺倒で撮影し、暗くなるとどんどん感度を上げて対応しました。これはどうやってもフイルムカメラでは絶対に出来ない技です。まだまだフイルム派を主張する自分ですが、デジタルの使い勝手の良さも素直に認めなくてはならないと思います。