何気なく10年前のネガ・ポジを眺めている時にふと手が止まったのが今は合理化で棒線化されてしまった小湊鉄道里見駅の交換風景です。別に意識して撮ったわけではありませんが駅舎もまた駅の周りの風景も変わりはないのですが、交換駅というだけで駅に活気があるのが良くわかります。
今月5日に養老渓谷駅で開催されたJR東日本主催の”駅からハイキング”の際も日中帯は通常、単行または2連の列車を増結し4連で輸送力を補っていましたが廃止前の名鉄谷汲線北野畑駅の様に通常は合併閉塞で施行し多客期には中間駅(里見駅)で臨時に駅員を配置して列車交換出来るようにしておけば、より適した輸送力を提供出来たのではないかと思うと、棒線化の際にもうひとつ踏み込んだ施策をすればなぁ…と残念に思ってしまいます。
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