5月の乗務員訓練列車を撮影した場所で再び撮影する事にしす。この場所は地元の方が2〜3人居た程度でマッタリした雰囲気で撮影が出来ました。雲の切れ間に太陽が出て、何とか明るい写真となり少しは気が楽に… 09,07,16 新月−折壁 試9336レ
16日は18日から20日まで大船渡線一ノ関−盛間で運転される”ドラゴンレール号”の練習運転があるとの情報を頂くことが出来たので湘南チサ區様・青年部長と3人で出掛けてきました。
まず16日になったばかりの00:00に湘南チサ區様が自宅に来てくれました。すぐさま私の車で出発です。途中、東京駅丸の内口にある中央郵便局前で青年部長と合流。すぐさま首都高−常磐道−磐越道−東北道で北上します。(なぜ東北道を単純に北上しないで常磐道−磐越道経由を通ったかと言うと東北道と常磐道との分岐がある千住で左側にトラックがいたので、そのまま常磐道に入ってしまったと言う単純な理屈ですが、磐越道で80キロ制限の区間が長く湘南チサ區様は走り難いと言ってました。)仙台付近で夜明けを向かえ、朝陽がまぶし過ぎるだけに、今日の成果が期待出来ます。
若柳金成ICで東北道を降り4号で更に北上します。途中、素晴らしい朝陽の誘惑に被写体は何でも良いからと東北線有壁−一ノ関間で上り初電の520Mを撮影することにします。しばらくしてやってきたのは701系6連でした。まさにどうでも良い被写体でしたが光線は素晴らしく、それなりに納得してカメラを仕舞いました。(結果的にはこの写真が一番良い光線で撮れたことになってしまいました。)
この日、一番の光線で撮れた写真です。まさにどうでも良い被写体です。ED75牽引の旧型客車が撮りたいとは言いませんが、せめて50系客車であれば納得の行く写真になったと思います。 09,07,16 一ノ関−有壁 520M Canon50D
その後は一ノ関市内で朝食を済ませて大船渡線沿線でロケハンを始めますが、この頃になると朝の青空の中に急に黒い雲が出できて陽射しを遮りはじめます。”そのうち晴れるよ!”と自分に言い聞かせてはみたものの結局、試9327レは真滝−陸中門崎間を晴れることなく通過してしまいました。その後は試9327レを摺沢−千厩間と気仙沼−鹿折唐桑間と追っかけたものの結局晴れることなく午前中の撮影を終了となりました。夜通し運転した疲れを取ろうと温泉を地図上で探して見ましたが適当な沿線が見当たらず、イエローページで温泉を見つけて電話番号を頼りに山奥に入るとなんと温泉の入口に”温泉休業中”の文字が出ていました。午前中の撮影結果とこの休業の文字でどっと疲れが出て、近くの木陰で寝ることにします。1時間弱ほど寝た後、気仙沼の港へ出で海の幸を頂きました。
↑気仙沼で入った観光客相手の食堂の丼です。ご飯大盛で1,000円以内はリーズナブルですがご飯が美味しくなかったのはなんとも残念でした。
↓あんまり天気が良くなかったのでこんな千社札を作ってしまいました。撮影地では三脚等に貼り付けて、激晴を祈りました…笑
食事後も天気は好転していませんでした。ただ沿岸部の方が雲が少ないようなので新月−折壁間で撮影する事にします。大きくて厚い雲の襲来に一喜一憂したものの、この場所では何とか薄陽ベースで試9336レを撮影する事が出来ました。その後は摺沢−千厩間でギリギリ間に合ったので手持ちで撮影出来ました。この後は陸中松川では交換のために試9336レは30分以上停車するのでゆっくり移動する事が出来ます。その余裕からか湘南チサ區様が”アイスクリームが食べたい!”とい言い出す始末。結局は追っかけ途中ながらコンビニを見つけて小休止してしまいました。
大船渡線での最後の撮影は陸中門崎−真滝間の有名撮影地で試9336レを撮影する事にします。この撮影地は蛇が多数出没するところなのですが現場では先着の方が多くいらっしゃったので撮影地続く草ぼうぼうの道も安心して歩く事が出来ました。ここでも何とか試9336レを薄陽ベースで撮影する事が出来きて、少しばかり満足感を味わいながらカメラを仕舞いました。
その後はすぐに帰るという案も出ましたが、帰りの駄賃だからと東北線山ノ目−平泉間で大船渡線試9336レの使用済み編成の盛岡返却回送の回9545レを撮影して今日の撮影は終了とします。
一ノ関市街地で給油後、一ノ関ICを17時過ぎに通過しひたすら南下して那須高原SAで小休止。浦和ICを22時前に降り、東浦和駅で青年部長を降ろして、自宅には23時過ぎに到着する事が出来ました。
今回は疲れた割にはあまり作品的に報われない一日で、画像の残る露出計(デジカメ)の撮影結果を見返すことなく、ビールも呑まずにそそくさとベットに潜り込んでしまいました。
真滝−陸中門崎間の有名撮影地の逆アングルです。足場は民家の軒先でしたが、家主の方が快く駐車・撮影の許可を出してくれました。ここは晴れて欲しかったなぁ!と言うのが本音でした。”是非、次回!”と言えないのが歯がゆい思いです。 09,07,16 真滝−陸中門崎 試9327レ