この場所は田植えの水鏡の時期に何度か撮影しいますが、頭を垂れた稲穂の時期もなかなかです。 12,08,26 ひたちなか海浜鉄道中根―金上 108レ Canon EOS7D
今年は例年にない猛暑でもうすぐ9月と言うのに



は衰えず、酷暑が続いてデブには耐え難い日々が続いております。この夏、例年にない事がもうひとつあります。それは空気が澄み切って空が青いと言うとです。例年だと、夏は水蒸気で空が白くなってしまうのですが今年は真っ青な空が続いています。特に私の職場がある静岡県は連日富士山が綺麗に見えています。夜なんか、澄み切っている為に登山している人の灯りが鎖の様に見えてそれは幻想的です。
そんな酷暑を逆手に取ったイベントが”ひたちなか海浜鉄道”で開催されました。それが「湊線暑いレトロ列車の運行」です。普段は冷房がないために運用から外しているキハ2004号・キハ2005又はキハ222号をあえて動かして夏の鉄道旅を楽しんでもらおうと言う企画です(津軽鉄道の夏のストーブ列車も同じ趣旨ではないでしょうか?)。私も先日、久留里線キハ30で冷房の無い車両の旅を楽しみましたが、鉄道車両は走ってしまえば風が通り抜け、意外と車内も心地よいものを再認識したばかりです。逆に冷房だと窓が閉めっ切になってしまい、以前は自然に車内に入り込んできた焚火の匂いとか、肥料の臭いとかが判らなくなってしまっていた事を再認識しました。
大震災の時に発生した築堤崩壊の復旧作業でのり面はコンクリートで固められてしまったので、撮影には適さなくなってしまったかと思っていましたら、結構な量の雑草が生えてコンクリートを隠してくれる様になりました。この場所は6時までの限定撮影地です。 12,08,26 ひたちなか海浜鉄道中根―金上 103レ Canon EOS7D
26日もそのひたちなか海浜鉄道の「湊線暑いレトロ列車の運行」が行われる事になっておりHP上の運用告知で私が一番気に入っている国鉄色に近いキハ205号(冷房車)が始発列車より動くと告知されており(非冷房車は途中から増結)、撮影地は暑いのは判っていますが現地に行かないと撮影できないので意を決して撮影に向かいました。
どうせ初列車から動くのが分かっているのならやはり朝のエロエロ光線を狙いたいものです。そうなると現地には5時過ぎには着かないと出撃する意味がありません。単純に逆算すると家を3時前には出る必要があるので、目覚まし時計を02:40にしてベットにもぐりこみました…そして目覚まし(時計)が鳴って、手短に身支度をして車を動かしだしたのが02:55前でした。順調なスタートです。首都高も常磐道も時間が時間だけに気持ちよい程にスムーズに走れました。そして現地に到着がちょうど5時でキハ205の初列車にマニアいました。
この撮影地は川を入れて撮影すると雰囲気が変わります。以前は真冬に川面から水蒸気が上がるのを入れて撮影した事があります。この列車が通過する直前にゲリラ雲が襲い。ちかくに居た残席3様は横で撮影していた盟友、珍味大先生のせいにしていました…いつもの事ですネ!(笑) 12,08,26 ひたちなか海浜鉄道中根―那珂湊 115レ Canon EOS7D
横浜は深夜でも25℃くらいの気温でしたが、現地は20℃くらいで高速を降りたら冷房を切って窓を全開で走るとなんとも言えない心地よい風が入り込んできました。
現地は幸いにも陽の出から雲が全くない環境で太陽が上がってきました。早朝は心地良かった気温も太陽が上がるとアッと言うのに上昇し、9時を過ぎたら33℃を超えていました。涼しければ午後まで残るつもりでしたが、この暑さではチョッと…ちなみに撮影途中では残席3様の姿も見掛けお互いに顔をみるなり挨拶は゛好きだねぇ〜!”と”お互いにネ!”でした

その残席3様も8時頃までは私の近くで撮影していたのですが、9時前になって太陽が高くなってくると突然カメラを仕舞い出し”帰って、フィットネス倶楽部に行く!この光線じぁ〜レオタードのおねえちゃんの透けた乳首を見ていたほうが良い!”といってそそくさと引き上げて行ってしまいました。取り残された私も急激にやる気を亡くし10時前には現地を離れる事にしました。まだ午前中ですので急ぐ必要はなく、渋滞もまだ発生しないので高速代がもったいな事もあり途中まで一般道を走ることにしました。石岡から常磐道に入って、まだガラガラの首都高を抜けて13;40に自宅到着する事が出来ました。帰って来る車内で何度も”午後までいれば”と言う言葉が蘇りましたが暑さが大敵のデブですので致し方ないと諦めることにしました。
まだまだ残暑が厳しい中で季節は着実に秋をのぞかせていました。沿線にはコスモスが咲き出していました。 12,08,26 ひたちなか海浜鉄道中根―金上 119レ Canon EOS7D