予備知識もなく全くアテのなかったこの撮影地に到着したのは、列車通過の5分前でした・・・汗 13,05,31 鴻野山−仁井田 322D 06:07頃 Canon EOS7D
(5月)31日は当初、変形日勤でした。しかし月末になって勤務担当の管理者が゛(6月)1日に休暇申し込みが多く一交勤務(泊まり勤務)をやってもらいたいので31日は休んでください゛と告げられました。休みを勤務になるのはたまったものではありませんが、勤務日が休みになるのは何ら問題はなく(まぁ〜長い眼でみればおなじなんですがぁ〜)、二つ返事で受け入れる事にしました。31日が休みになった時点は、この日がどんな天気になるかは未知数でした。
そのアテにしていなかった休日が前日になると、なんと゛梅雨の晴れ間になり絶好な天気になそう゛だと各気象予報会社がそろって発表する様になりました。これは期待できます。さて何処に行くか?まず毎日が日曜日状態の美抑解様にご相談をさしあげると”烏山線が良いのでは?”と言う回答が返ってきました。すぐさま、烏山線のみたまま掲示板を見るとなんと、国鉄もどきキハ40とタラコ(首都圏色)のキハ40が組んで運用に充当されています。これは、絶好の機会と出撃する事にしましたが、肝心のお誘いした美抑解様は午後から所要があるような雰囲気でなんと、単独出撃とあいなりました。
田植えをおえた田んぼも、稲がどんどん生長しているようです。こうやって水鏡になるのも後わずかです。 13,05,31 小塙−滝 327D 08:51頃 (1862) Canon EOS7D
自宅のある横浜から烏山線沿線へは首都高を抜けてからは常識的に言えば東北道か常磐道経由で北関東自動車道の宇都宮上三川IC降りるのが一般的なのでしょうが、私は常磐道の谷和原ICから国道294号線経由のルートを選びました。この294号線は谷和原から真岡まで一部例外もありますが、ほぼ片側2車線の道路で、交通量の少ない早朝深夜は長距離トラックが゛裏4号バイパス゛と呼んで、このブログではかけないくらいのスピードでかっ飛ばします(昔の車でしたらピンポンと鳴り出す速度)。その流れに乗って走ると、高速道路に乗る必要がないくらい速いのです。
私は水鏡となる写真が大好きです。何か1本多く撮影した気分になれて得した気分になります。特に、このように影になった田んぼに列車が水鏡になっている構図が好んで撮影します・・・笑 13,05,31 小塙−滝 325D 07:53頃 Canon EOS7D
家をでる時点では小雨でした。この状況では朝イチの322Dは天気は回復しないだろうとゆっくり走っていたら、谷和原から294号走りだし真岡を過ぎるとなんと快晴になってしまいました。直前まで雨が降っていたらしく、朝陽を浴びて緑が鮮やかでエロエロ光線に萌えぇ〜です。これには慌ててしまいました。マニアわないかもしれない!いや、マニアわなければ末代の恥になると少しスピードを上げて烏山線沿線に向かいました。沿線は全くと言っていいほど未知の土地なので地図(カーナビ)を見て、線路の傾きを頼りにひたすら走り、線路を見つけ少し走ると何とか撮影出来る場所を見つけましたが、それは322Dがやってくる5分くらい前でした。
322Dを撮影するとすこし時間があるので、地図を頼りに烏山線沿線をロケハンして見ました。いくつか撮影出来る場所に目星をつけて(午後の撮影地が多いようです)、その後小塙の有名撮影地へ向かいました。ここで10時まで撮影して、太陽が高くなったので木陰を見つけて休憩する事にします。只見線の撮影と同様、気温はこの時期にしては高いものの、湿度が低いので木陰で窓を開けて、シートを倒しているといつの間にか夢の中に導かれています。
”国鉄色もどき”と呼ばれる由縁は国鉄時代にはこんな塗装が存在しなかったから訳で、邪道と言えば邪道ですがやはりこのカラーリングは気動車に似合います。 13,05,31 烏山 330D 09:23頃 Canon EOS7D
この日、宇都宮は最高気温25℃で夏日を観測しました。いよいよデブには辛い季節になってきました。 13,05,31 小塙−大金 328D 15:42頃 Canon EOS7D
午後は14時過ぎから活動開始です。冬場は太陽が低いので太陽が出てきたら、日没まで一日中歩き回り、撮影をします。これに対して今の時期は日照時間が長い代わりに昼間は太陽の位置が高く撮影に向かないので基本的に陽の出から撮影を開始しますが10時〜14時は撮影をしないで休憩をしたり、観光をしたりして時間を潰し14時頃から太陽が西北西の地平線に落ちるまで撮影をします。この日も昼に烏山の街で昼食した以外は太陽が高い時間は木陰で仮眠したり、車載テレビをみたりしてのんびりしていました。
この場所はこの時期限定の撮影地です。線路際に草もありましたが、さすがにニョロニョロがいそうで、諦めました。 13,05,31 鴻野山−大金 339D 16:52頃 Canon EOS7D
昼頃に、一度雲が出てきたのでどうなるかと思いましたが、時間経過と共にまた快晴となりました。結局は幸いにも18時前まで撮影する事が出来ました。帰りは往路と同様に県道−294号線−谷田部ICのルートを選択し、途中で給油ど洗車をして谷和原ICを20時に通過し(最近は歳のせいか、夕飯がめんどくさく、この日も結果的には夕飯抜きになりました)、交通量が少なくなった首都高を快調に通過し、自宅に到着したのが21:20頃でした。実質、はじめての撮影地であったために新鮮さを感じる一日でした。
いろいろロケハンをしていたら、こんな場所を見つけました。地元鉄ちゃんには結構メジャーな場所らしく、足場が出来てお立ち台になっています。一日の最後のカットがこんな素晴らしいと、充実感に浸れます。終わりよければ、全てヨシ!でしょうか? 13,05,31 小塙 342D 17:46頃 Canon EOS7D