別に執着心はなく撮影していますが、後ろにはE217系横須賀線が迫ってきていて気が気ではありませんでした。もうちょっと側に太陽が廻ると良いのですが、それは贅沢と言うものでしょうか? 03,06,01 保土ヶ谷 9057M
自分には身近にある撮影地でありながらほとんど撮影する機会がなく訪れた事すらない撮影地がいくつかあります。そのひとつが写真の横須賀線保土ヶ谷−東戸塚間の撮影地です。この場所は6月の夕方しか太陽が回りこまないので、撮影する機会がほとんどありませんでした。SM分離前であればこの線を貨物列車が走っていたので、それを撮影すれば良かったのですが、その当時はブルトレタイムの最中でこの撮影地まで手が廻らなかったのが実情です。
その後、SM分離されこの線を横須賀線が走るようになったのですが、そうなると更に被写体としての魅力は薄れて幻の撮影地となってしまいました。それでもこの撮影地は6月になると気にはなっていました。そして、この年はあやめ祭の183系の臨時列車が往路のみではなく、復路でも運転されることになり絶好の時間帯に走る事になりこれを逃すと二度とこの撮影地でカメラを出す事はないだろうと出撃した次第です。
房総特急用の183系もほとんど撮影する事なく終わってしまったので、この写真は自分にとっても極めて貴重な1枚です。