ほんの10年前でさえこんなシュチェーションで撮影が出来るなんて想像さえ出来ませんでした。ただ、冷静に自分の置かれている身を思うとデジタル技術の向上に振り回されているだけな気もします(苦笑)。 18,11,15 小淵沢―甲斐小泉 220D 06:02頃 Canon EOS1DX MarkU
15日は頼んでいない休みでした。週間予報ではあまり芳しくない天気予報でしたが前日になり15日の天気は良い方向へ修正され晴ベースになるとの事、また各地から紅葉を絡めた画像か流れてきて、それなら何処かへ撮影に行こうといろいろ調べました。紅葉と言えば只見線ですが一人で夜行日帰りはチョットきつ過ぎます。近場は?としなの鉄道はスカ色115系の運用を調べるもあまり良くありません(余談ながらしなの鉄道のスカ色115系はいつのまにか2編成になってビックリ!)。そこで紅葉は終わりかけているかもしれないが近場と言う理由から小海線へ出撃することにしました。
前日の14日は変則日勤で20時まで勤務でした。速攻で帰宅してカメラの充電などの下準備してから直ぐにベットに潜り込みましたが目覚ましは03:10にセットするのは忘れませんでした。
目覚のアラームで起きて身支度をして直ぐに出発しましたが当初は国道246号→御坂峠のルートを考えていましたが単独運転なので疲労軽減のために急遽、圏央道→中央道経由に変更しました。茅ヶ崎ICを03:50に通過したので深夜割引になり高速代もかなり安くなります。圏央道の開通のおかげで本当に便利になりました。自宅マンションから小淵沢ICまで130分くらいでした。小海線のC56を撮影に行った子供の頃は夜行列車に乗って行った場所が気楽に行ける場所に変わり隔世を実感します。まぁ〜これじぁ、中央線に乗る人も少なくなるのもわかります。
定番の大カーブで撮影しましたが意外にも山々の紅葉の色が画面では表現されませんでした。少し、色を付けてあげないとダメな様です。C56ではこの場所に辿り着くために新宿から臨時”アルプス”に乗ってきたことを思うと便利な時代になったものです。 18,11,15 小淵沢―甲斐小泉 222D 07:01頃 Canon EOS1DX MarkU
まずは小海線小淵沢の大カーブで薄明るくなった頃にやって来る220Dを撮影します。銀塩カメラしか持っていなかった一昔前ならこんな時間に動いている列車を撮影するなんて考えられませんでしたが、逆の見方をするとデジタルカメラのおかげで24時間撮影可能となり気が休まる時間が無くなってしまったとも言えます。
小淵沢の大カーブで快晴の中、駒ヶ岳バックに8時前まで撮影してから野辺山方面へ移動しました。この日、前日の天気予報で雲はほとんど出ません!と太鼓判を押すくらいでしたので駒ケ岳も八ヶ岳も終日見えていて野辺山ー信濃川上間では八ヶ岳を絡めて撮影しました。
野辺山あたりでは既に紅葉の盛は過ぎてしまってました。たぶん一週間から10日早いともっと良い色が撮れたのだと思います。このあたりの農家の方は農閑期と言うのに土の入替などで忙しそうに仕事をされていました。年収もそれなりに多いと言いますがご苦労も多いのではと察していました。 18,11,15 野辺山―信濃川上 229D 13:51頃 Canon EOS1DX MarkU
昼過ぎまで野辺山付近を徘徊してから夕方に朝来た小淵沢の大カーブに戻りました。全く未知の撮影なのですが駒ケ岳に太陽が隠れる寸前をカーブのアウト側から撮れるのでは?と言う期待からでした。ただ、結果はこれと言ったポイントもなく思ったほどの成果を得られず日没を迎えました。16:30過ぎに小淵沢ICから中央道に乗り、中央道小仏トンネルでは平日なのに、逆に海老名ICから降りた一般道では平日ならではの帰宅渋滞を喰らい、さらに給油と洗車をしても自宅マンションには19:30に到着出来、往路に続き復路でも圏央道の恩恵に感謝でした。
駒ヶ岳の稜線に太陽が沈んでこんなん写真を撮ろうと思うのもデジタル時代のなせる技と言うのかもしれません。このカットを撮影しようと5台の車が付近で停車していました。 18,11,15 小淵沢―甲斐小泉 232D 16:10頃 Canon EOS1DX MarkU