晴れていると面が完全につぶれてしまうので、曇りながらも少し陽ざしがあり絶好の条件で撮影することができました。 22,05,09 07:47頃 岩手開発鉄道日頃市―岩手石橋 111レ Canon EOS1DX MarkU
09日の朝は04:30頃に事前に眼が覚めました。儀式の様に窓から空を見ると白々と明けた空は真っ白でした。私の頭の中も真っ白になってしまいました。
やっちまった感をヒシヒシと感じ、時系列予報で天気の動向を見ると午前中はダメみたいです。
まぁ、そうは言っても出撃するしかなく、予定通り05時に北上のホテルを出発し釜石道ー三陸道で大船渡へ向かいました。ついこの間までは釜石道遠野住田ICで降りて後は国道340号で大船渡へ向かっていましたが、国道340号では冬季は凍結してる、普段でも峠道があり走りやすいとは言えません。それに対して釜石道ー三陸道は国道340号に比べて大回りになるものの、早い上に高規格道路なので人が飛び出してくる事もないので、最近はこのルートを使っています。
大船渡の街には07時前に到着。まずは盛駅へ行って見ると岩手開発鉄道の機関車がスタンバイされていたので運転はあるようです。ただ天気は相変わらず毒盛で気持ちはドヨヨ〜ん!と言った所です。
山に囲まれた小駅で貨物列車が交換します。日本にこんな光景が残っている事態、奇跡に近いものにあります。 22,05,09 09:36頃 岩手開発鉄道日頃市 143レと114レ Canon EOS1DX MarkU
まずは岩手石橋駅へ向かい下りの一番列車の111列車を撮影する事にします。晴れれば前面が丸つぶれになるので、天気が悪いの方が好条件になります。さあわいにも111列車到着時間になると少し雲が切れて薄陽ベースになり何よりでした。
その後は沿線で撮影しいつも通っているサンマラーメンの黒潮に開店と同時の11時に到着すると(開店後、しばらくすると入店待ちの長い列が出来ます)なんと定休日!
天気は悪い上に黒潮は定休日と泣き面に蜂です。仕方なく近くの定食屋でサンマラーメンをいただきましたが、やはり黒潮と格の違いを感じました。
午後になるとだいぶ晴れ領域が大きくなっていきましたが海岸で海風と当たると雲ができ、それが風で陸地に戻される様で東には雲がしつこく発生しています。
この日の運転は13往復体制で16時過ぎには運転が終了してしまい、この陽の長い時期にはなんとももったいないのですが、これは自分ではどうにも出来ないので仕方ありません。ちなみにこれが18往復体制の日だと21時前まで運転されます。どちらが多いかといえば半々なので運次第という事になります。
美しい新緑にの中をはしる貨物列車は圧倒的な魅力的を感じます。 22,05,09 10:19頃 岩手開発鉄道日頃市―長安寺 144レ Canon EOS1DX MarkU
そろそろあと何本と数えれる時間になりやっと快晴になりました。ただ、今回はカメラ1台(EOSー1D X MarkU)にズームレンズ2本で身軽であるのであちこち撮影地を変えることが出来たのでかなり満足出来ました。
一応、翌日の10日も岩手開発鉄道の撮影のつもりでしたが、天気が悪いながらと駒数はかなり稼げたので、大人しく帰ることにしました。
長安寺の撮影地を16:50に出発し三陸道ー釜石道と走り北上の街に18時過ぎに到着。ガソリン満タンにして駅のレンタカーに車を返却したら18:15でした。
駅近くのコンビニでビールとレモンサワーに加えておつまみと夕食の麻婆豆腐を購入して北上駅18:36発のやまびこ384号に乗り込みました。この後にも東京行の列車はありましたが1時間後のやまびこはなんと盛岡ー東京間各駅停車と言う災害ダイヤじゃなきゃあり得ない列車だったので、是非ともやまびこ384号に乗りたかった次第です。
車内は帰宅の短区間乗車の旅客でそこそこ混んでいましたが各駅停車乗り込んでくる旅客より、降りる人数の方が多くくりこま高原駅くらいにはかなり空いてきてました。乗車してすぐに新幹線居酒屋を開店させ、今日一日の成果をいろいろ思い出して呑んでたらいつしか酔いが廻り、仙台駅手前から意識がなく、気がついたら宇都宮駅到着場面でした。その後大宮駅で上野・東京ラインに乗り換えて、自宅マンションには23時過ぎに到着。天気には不満が残りますが、満足した一日でした。
盛・長安寺付近と岩手石橋付近とでは新緑の進み方が明らかに異なります。 22,05,09 13:22頃 岩手開発鉄道日頃市―岩手石橋 119レ Canon EOS1DX MarkU