
「佐野ラーメン」
「関越道」「国道17号線」と、ちょこちょこと休憩と寄り道をしながら、二十代前半の数年間を過ごした、群馬県「前橋市」での生活を懐かしく思い、「国道50号線」を通り、栃木県「佐野市」に着いたのが夜も少し遅い時間になりました。
「佐野市」に入り、「産業大通り」沿いに「ファミリーレストラン」風な店舗で目立ち、夜遅い時間にもかかわらず、店内は沢山のお客さんで混み合っていた、こちらのお店「佐野ラーメンきくや」さんに入ってみることにしました。
「佐野市」と言えば、「佐野厄除け大師」が有名ですが、ラーメン店が200軒以上もあると言われ、ラーメンブームの初期の頃から特徴的な「青竹打ちの麺」で知られ、「ご当地ラーメン」の先駆け、「佐野ラーメン」が有名な地でもあります。
そして余談ですが、私が「ラーメン」という食べ物にも興味を持ち、色々な地域へと食べ歩くようになったきっかけの、思い出深く感慨深い街の1つになっています。
今回は、別な目的地に向かう途中での立ち寄りだったので、ゆっくりと「佐野市」の散策はしませんでしたが、2日目の締めの食事として、「佐野ラーメンきくや」さんで「佐野ラーメン」を頂きました。
「青竹打ち」「手延べ」「手切り」「手揉み」と、こだわりの麺は若い時分に食べ歩いた、「老舗系」のお店のものとは、少し違う印象の風合いを持つ麺などにも、新しさの部分があるように感じます。
店名の「き・く・や」にも、1つ1つの文字が持つ意味を知ると、更に味わい深いものを感じてきます。
ツルツルもっちりとした麺に、アッサリしていながらもしっかりと旨みとコクのあるスープは、様々なこだわりの中で作り出された、美味しさを感じさせてくれます。